シーバス向けベイトタックル(リール選択編)

一昨年の秋に書いたログから、

だいぶ月日がたってしまいました。

シーバスで、ベイトタックル

http://blog.tenryu-magna.com/?eid=132

色々と検証してきました。

ショアからのキャスティングを前提として、

私なりのリール選びについて書いてみたいと思います。

偏った内容かもしれませんので、

遊び方の参考までに読んでください。

選ぶ基準を羅列してみます。

・ラインのキャパシティ

・スプールの違い

・ブレーキの種類

・ロッドとのバランス(自重)

・ハンドルの違い

大雑把に分けると以上の様な基準で選んでいます。

とりあえず1つずつ解説します。

遠投が重要視される場合が多く、

ラインは最低でも

150mは常に巻かれているのが理想と言えます。

100mでも良いのですが、

万が一トラブルでラインを切ることを考えると、

ユトリが欲しいところです。

近年、フィネス系のリールが台頭してきました。

フィネス系特有のシャロースプールの場合、

キャスト時の立ち上がり(初速の回転)は良いですが、

キャパシティが足りなく感じます。

一般的なシーバス向けルアーを見ると、

総じて10~20gの内が多いので、

初速など無視しても充分な飛距離は得られます。

また、スプールの形状や素材によって、

強めのドラッグ(負荷)を掛けると

変形してしまう恐れがあるモノも有ります。

何か特別なルアーを使わない限りは、

フィネス系のリールは出番は少ないでしょう。

ブレーキは好みの差が大きく出ます。

私は遠心力ブレーキに傾向するクセがあり、

細やかなセッティングを楽しんでいる訳です。

近年のマグネットや電子ブレーキは、

目を見張る域に達していますね。

マニュアル感なのか、オートマ感にするか、

どちらでも良いと思います。

一番お問い合わせで多いのが、

どのサイズのリールが良いのか?…ということです。

各社より様々なリールがあります。

スワット を例にあげてバランスを整えますと、

自重200~250gのリールが、

気持ち良く使えるバランスです。

200g以下の軽量なタイプですと、

8ftを越えるロッドにはモーメントが崩れ、

ややフロントヘビーに感じられます。

SW83LML-BC だと200g程度では

差を感じられないですが、

SW88H-BC になると顕著になってきます。

そういった場合、やや重めのリールの方が

バランスの良さを感じられるでしょう。

機種名までは記載しませんが、

ご自分にあったサイズを選んでみて下さい。

ハンドルの位置(左か右)どちらを選んでも良いと思います。

渓流ベイトタックルの項で、

巻きだしまでのタイムラグを気にしていました。

しかし、シーバスフィッシングにおいて、

着水後すぐに、アクションを開始することは稀だと思います。

キャスト後、ロッドを持ち変えるまでの

ユトリは充分にあると思われますので、

左右どちらのハンドルを選んでも良いでしょう。

私の場合、右利きで右手でキャストをします。

港湾エリアでは手返しを重要視して、

左巻きを選ぶことが多くなります。

抵抗が強いルアーやターゲットが大きい場合、

巻き上げ力を重視して右巻きを選んでいます。

また、ハンドルの長さは気にすると良いです。

初めショートタイプを愛用していたのですが、

巻き心地において抵抗が強すぎるのです。

テコの原理を考えるとワイドタイプの方が、

巻き取りがスムースと言えました。

また、普段使われているスピニングタックルと

同じ巻き取りスピードを選ぶことが良いです。

ハンドル1回転において、何センチ巻けるのか?

スプールに巻かれているラインの量によって、

若干の差は出ますが、基準を抑えておくだけでも

充分ですので、ちょっと気に掛けてみて下さい。

さて、

何となく使いやすいリールが見えてきたと思います。

次回は、

もっとマニアックな使い方をご紹介できればと思います。

Staff : Funaki

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