スパイクXPG(SKX832S-H、SKX832S-HH)

スパイクXPG を公開して反響は大きく、詳細について問い合わせが相次いだ。

今回は先行発売となる2機種について紹介していきたい。

動画も合わせて参考にして頂けたらと思う。

 

 シリーズの紹介の記事はコチラ
  →スパイクXPG(シリーズ紹介)2021年6月1日公開

 

Spike XPG
受注開始:2021年6月1日~
発売予定:2021年7月末頃

 

【推奨セッティング】

SKX832S-H
Spec (Lure : MAX150g , Line : PE6-8 , DragMAX : 15kg/60°)
ターゲットサイズ:~50kg
リール:SW14000番~SW18000番
ライン:PE6~8(号)
リーダー:140~170(lbs)
ルアー:130g前後、下限50~60g

 

SKX832S-HH
Spec (Lure : MAX180g , Line : PE8-10 , DragMAX : 17kg/60°)
ターゲットサイズ:~100kg
リール:SW18000番~SW20000番
ライン:PE8~10(号)
リーダー:170~200(lbs)
ルアー:150g前後、下限60~70g

 

 

 

【同じ長さ、硬さ違い】

今回は8'3"(ft)の同じ長さで、パワー違いで2機種を発表している。

ターゲットは大型のマグロ類であり、近年で人気が高まった大型キハダにも対応し、

ボイル撃ちだけでなく、ロングキャストでの誘い出しで探る場合に活躍してくれる。

硬さ違いとしたのは使用出来るラインの太さ(ドラグが掛けられる強さ)で、

狙うターゲットサイズによって使い分けて頂きたい為だ。

使い分けの基準は、50kg級までを想定するならHパワー、

100kgまでを想定される様ならHHパワーをお選び頂きたい。

もし、相模湾をはじめとした30kg級のキハダをターゲットとするならば、

既存モデルのSK742S-MHHやSK802S-MHHの方が軽量ルアーを扱えるためお勧めだ。

また、ターゲットサイズが100kgを超え200kg以上のモンスターにはお勧め出来ない。

この場合は、現在テストを進めているモンスター向けモデルの発売をお待ち頂きたい。

 

【タックル設定】

上記の推奨セッティングの通りで、それぞれのウェイトのルアーが扱い易い。

ダイビング系ペンシルのほか、近年では人気が高い小口径のスイミングポッパーなど、

誘い出しで使うルアーのウェイト表記となっている。

パワーを重視した調子になっているが適度に入るティップにしてあり、

ロッドワークをミスってもルアーが水を嚙みやすく感じられるはずだ。

下限と書いたウェイトよりも軽量ルアーは使えなくは無いが、

使用するラインが太い場合が多く使い難くなることをご理解頂きたい。

ラインの太さについて表記以下の太さの使用は、

ロッド本来のパワーを引き出すことが出来ないため、

ドラグを低く設定してしまいラインを出されて続けてしまう恐れがある。

またドラグを強くするとロッドが勝ってしまいラインブレイクにも繋がってしまう。

限りある資源の中で釣りを楽しむためにも、

キャッチ率を高く出来るバランスの取れたタックルで挑んで頂きたい。

 

【ローポジション・ギンバル仕様】

今作においては、リアグリップ長が既存のモデルよりも長く設定している。

これはギンバルファイトを想定してのことで、ギンバルの位置が一般的な位置よりも低く、

比較的ロッドを立てたファイトを想定したグリップの形状としている。

また、アシストグリップを採用したことで、ファイト時に楽なポジションで

ロッドをホールド出来るため、長時間のファイトでもアングラーの体力を

温存しながら集中力を保持することが出来るはずだ。

 

【他魚種への応用】

アングラーによっては、大型のヒラマサ狙い等にも使われる事があるかと思う。

勿論、太いラインシステムと強めのドラグ設定で勝負するには、

充分な強さを持たせているので応用も可能だ。

ただし、全体的に長時間のファイトを重視して仕上げている為、

長時間のキャストを行い続けるにはある程度の体力が必要になってくる。

また、GT狙いにも使われることも考えられるが、

浅場で短時間勝負で挑むファイトにはお勧め出来ない。

ある程度の水深がある深場での使用では使えなくはないが、

あくまでマグロを主体に置いたモデルであることをご理解を頂ければ幸いだ。

 

 

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