スパイク SK802S-MHH(ツナ)

Spike SK802S-MHH(TUNA)

 

 

【タックル設定の目安】

リール:S社8000~18000番 , D社4500~6500番

ライン:PE (4~6号)、Leader(80~130lb)

ルアー:Best(60-100g) Max(120g) 

ドラグ:7~12kg(45°)

ターゲット:キハダマグロ(20~30kg)

 

 

 

・近海キャスティングの大物向けモデル

前作SK802TN-Lの後継にあたる機種であり、

20~30kgのキハダマグロをメーンターゲットに、

大型のヒラマサ狙いにも向いたモデルとして開発を行った。

このレングスはオーバーヘッドキャストを主体としての事で、

ミヨシやオオドモなど船上で広く使える状況で活躍してくれる。

 

 

・前作との違い

ブランクのアクションは、前作を踏襲して『レギュラーテーパー』に仕上げている。

キャストフィールと、長時間のファイトでも使用しているアングラーが

楽に扱えるアクション(調子)を求めていった結果レギュラーに落ち着いた。

メーン素材は前作と同じ低弾性カーボンに主体に、

バットを中弾性カーボンで強化しネバリを重視した内容に仕上げた。

動画等でもお伝えしているがC・N・T素材をバットに配合し、

前作を上回るネバリ強さを手に入れている。

強烈な引きであっても柔軟な調子が衝撃を吸収し、曲げ込むことで生まれる力が

ネバリ(復元力)となって魚を浮かせてくれることに繋がってくる。

単純に折れ難いといった安心感もあるが、実際に魚の引きを経験すると

あぁこの事なのか…と実感してくれるはずだ。

また、SK742S-MHH(ツナ)と同じくアシストグリップを装着し、

ファイト時に高いポジションでグリップを持てるので、

常に余裕をもったファイトが行えるはずだ。

ガイドは前作よりも大型化して、トップを16番のサイズを採用し(前作は12番)

太いラインシステムでも糸抜けの良さを狙っている。

 

 

・SK822S-MH(イエローテール)との違い

イエロテールと比べると、ツナモデルは少しモッチリとしたフィリーングに感じられる。

前述の通り、低弾性カーボンを主体としたブランクなので、曲がり(復元力)に富んだ

アクションに仕上げているため、やや曲がり込む印象を受けると思う。

ヒラマサ等に応用する場合は、しっかりと曲げ込むことでプレシャーを掛け続け、

根に走りたくてもその場に留められる様にテンションを抜かないことが重要だ。

イエローテールの場合、もう少し張りがブランクにあるので瞬間的に魚の顔を

アングラー側に向けさせて短時間勝負に向いたアクションになっている。

ツナモデルだと瞬発力こそイエローテールに劣るものの、曲げた時の強さは上なので

曲げ込みながら魚を走らせない様に扱うことで対応出来るだろう。

ブランクの性能を最大限に活かせる方法を理解頂き、

レコードフィッシュへの挑戦に活かして頂ければ幸いだ。

Staff Funaki

 

 

【関連記事】

新型スパイク New Spike(2020年1月30日掲載)

SK772S-M(2020年5月7日掲載)

SK822S-MH(2020年5月11日掲載)

SK732S-MH(2020年5月18日掲載)

SK742S-MHH(2020年5月21日掲載)

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

コメント

タイトルとURLをコピーしました