前回に続きタクティクス=戦略的なことを書きたいと思います。
今回はフッキングについてです。
私は現在タイラバで「早掛け」と「乗せ掛け」の2つの掛け方を実践しています。
これらの掛け方はアワセのタイミングの違いで分けていて、
私が勝手に言っているだけなので参考程度に読んでください。
【どこを狙って掛けるのか?】
基本的に鯛がエサを捕食する動作は、
「エサの頭にバイトして弱らせたエサを咥えて反転する。」というものです。
あくまで基本的な捕食動作なので、それ以外も沢山あると思います。
「早掛け」については今まで何度もブログで書いていますが、
「コン!」とアタった瞬間に「ビシッ!」と最速でフッキングを入れてやります。
早掛けはヘッドバイトの瞬間にフッキングを入れて鯛の口付近にハリを掛ける方法です。
今までにブログで何度も説明してますし、弊社の動画を見て参考にして下さい。
もちろん「早掛け」をするのであれば、レッドフリップの早掛け専用ロッドが向いています。
対して「乗せ掛け」は「コンコン」とアタリが出てもすぐにフッキングはいれません。
「コンコン」と出るアタリの時点で、フックは既にタイの口の中にあると考えられます。
そして鯛が反転するタイミングで、ゆっくりとアワセを入れてカンヌキに掛ける。
または反転せずにこちらに向かって泳いでくる鯛の場合は、
アワセを入れず鯛の動きに竿を追従させフックがファイト中に唇周辺に掛かるのを狙う釣りです。
「乗せ掛け」の場合アワセを入れるか入れないかは、アタリが出た後に判断します。
鯛が反転した時点で既にカンヌキに掛かっているかもしれませんが、
私は念押しでゆっくりとアワセを入れる様にしています。
「乗せ掛け」の場合のレッドフリップは下記の4機種をお勧めします。
全体的に柔らかいLパワーの竿を使って鯛が反転しやすい状態を作るか、
ある一定以上の魚の引きに対して反発力のあるMLパワーの竿を使います。
特に鯛の反転のタイミングでアワセを入れるのであれば、
RF661B-MLとRF792B-MLの方がフッキングパワーがあります。
最初からアワセを入れないと決めているのであれば、
RF661B-LもしくはRF792B-Lの方が食い込みが良いです。
【掛けるタイミングとは?】
早掛け専用の竿を買ったものの、アワセのタイミングが明確に分かっていないので、
何となくのタイミングでアワセを入れてる感じの釣り人を見掛けます。
早掛けは前述の通り、コツンときたらバシッと合わせれば良いのですが、
送り掛けの場合は魚が反転して泳ぎだした瞬間を狙います。
ただ、タイが反転しないでこちらを向いて泳いでくる状態でアワセを入れれば、
掛かるか掛からないかは偶然でしかありません。
アワセのタイミングがどうしても判断がつかないと思う人は、
最初からアタリがあってもアワセないと決めておくのも1つの手だと思います。
また、「乗せ掛け」で早掛け向けのロッドを使うのであれば、
アタリが出たら竿を寝かし送り込んで、反転のタイミングで掛けるなんてこともできます。
こういった具合で私の場合、意識してフッキングの方法を使い分けていますが、
フッキングにはロッドだけでなく『フックの形状』も重要となってきます。
次回は2つのフッキングに対応したフックのセッティングについて書きたいと思います。
スタッフM
【関連記事】
タイラバ・タクティクス Vol.21(2020年6月12日掲載)
タイラバ・タクティクス Vol.20(2020年5月22日掲載)
タイラバ・タクティクス Vol.19(2020年5月15日掲載)
【関連動画】
フッキングを入れる瞬間をチェック!(チャンネル登録も宜しくお願いします)
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