タイラバ早掛け (タックルバランスについて)

 

 

前回まで早掛けについて説明してきた。

 

 →『タイラバ早掛けとは』(2016年12月2日掲載記事)

 

 

 

 

今回はタックルバランスについて説明していきたい。

 

 

 

早掛けの利点が見えてくると、タックルの選び方で差が表れてくる。

 

『早掛け』を行うには、アタリを直ぐに伝える高感度と

 

入力に対して直ぐに反応出来るアクション(調子)のロッドが必要だ。

 

そして、暫くテストを行ってきて行き着いたのが今回発表した2機種。

 

 

 

RedFlip  RF5111B-ML 浅場を中心とした早掛けモデル

RedFlip  RF5111B-M  :  早掛けモデルのスタンダードモデル

 

 

感度と反応速度を補うため、ロッドは全長を短くファーストテーパーに仕上げている。

 

既存のロッドでも『早掛け』は不可能では無いが、

 

こればかりは専用ロッドを使って頂くと納得して頂けるだろう。

 

 

 

 

 

 

ロッド以外にも着目していきたい。

 

ラインは、フッキングを入れることを意識して少し強めを選びたい。

 

推奨しているのは、メーン:PE1号、リーダー:20lb といった具合だ。

 

近年のタイラバタックルを見ると、

 

PE0.6~0.8号、リーダー14~16lb等が主流となっている。

 

しかし細いシステムを使うと、

 

フッキングの際に(アワセを入れた時)衝撃で切れてしまう恐れがある。

 

ロッドもファーストテーパーで張りが強く、硬い竿を使うほど切れるリスクは高い。

 

どんなサイズが掛かるか分からないため、慣れるまでは少し太めをお勧めしたい。

 

 

 

 

 

 

次にリールだ。

 

張りの強い竿を使うのでバラシを軽減する為に、ドラッグ性能の高いリールの使用が理想だ。

 

近年のソルトウォーター向けの両軸タイプなら、充分なドラッグ性能を有している。

 

およそ800g~1kg程のドラッグ値を掛けていれば殆どのエリアで対応が可能なので、

 

低負荷でも滑り出しが良い物を選んで頂きたい。

 

 

 

 

 

 

最後にフック。

 

現在、市場に出回っているタイラバは、針先が【ネムリ】の場合が多い。

 

これは向こうアワセを意識して選ばれていると思われる。

 

『早掛け』の場合はフッキングのレスポンスを高めるために、

 

針先は【ストレートポイント】を選びたい。

 

これは、フッキングした際に力を針先まで直に届けることを意識してだ。

 

ただし、針形状については色々と試している段階であり、

 

 

現在スタッフ間での見解は、親針に(ヘッドに近いフック)ストレートポイントを選び、

 

子針はサポートの役割としてネムリ形状を選んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

おそらく更に進化が進めば、

 

早掛けに向いた鯛ラバのヘッド形状なども有るかもしれない。

 

釣り方が増えると、とことん突き詰めたくなるのも一興。

 

シンプルな釣りだからこそ面白い。

 

今後、更なる早掛け向きのセッティングが出来上がれば紹介していきたい。

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

 

 

 

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