琵琶湖には、ビワマスという固有種が居る事をご存じだろうか?
アマゴの亜種の様で、琵琶湖だけに棲んでいる鱒の一種だ。
これが凄く美味しい魚で、流通量も少ないので一般的ではないが、
一度この美味しさを経験してしまうと他の鱒を食べられないのでは?…と
思ってしまうほどの高級魚と思っている。
その美味しい魚を、トローリングで狙ってみるのが今回の釣行だ。
お世話になったのは、『ビワマスガイド Dub Hand F』(藤本キャプテン)。
藤本氏はビワマスガイド協会の会長を務め、
ビワマストローリングにおいてのパイオニアであり、
他にもテンカラ釣りでは 天龍テンカラ風来坊 の開発にも携わって頂いている方だ。
琵琶湖の最北、奥琵琶湖ファイブオーシャンマリーナより出航し、
北湖全域をフィールドにビワマスの釣りを体験出来る。
実は、ビワマスは琵琶湖海区漁業調整委員会の承認を受けた船でないと
遊漁を行ってはいけないため、一番の近道はガイド船に頼るのが一番だ。
当日は晴天で、風波も無く穏やかな朝を迎えていた。
秋の気配を感じる時期となり朝晩は少し冷え込むため、
日が昇るまでは風を通さないウェアは欲しいところ。
トローリングは2パターンの狙い方に分かれ、
レッドコアと呼ばれる鉛が入ったラインを使うアウトリガーという方法と、
ダウンリガーとよばれる装置で深い泳層まで仕掛けを送り込む方法に分かれる。
両方とも一長一短があり、浅いレンジならレッドコアを使ったアウトリガ―が良く、
深いレンジを探るにはダウンリガ―が有効なってくる。
この日は、10~20m付近を泳ぐ魚が多くバイトしてきており、
ダウンリガーを中心にアウトリガーにもヒットが出ていた。
初体験のスタッフS君も、普段ではお目に出来ない魚にご満悦。
10月1日より11月30日までは、産卵時期となるため禁漁期間となるので、
12月より解禁となるタイミングで釣行予定を考えてみては如何だろうか。
大型になると70cmにもなる鱒なので、一度経験するとヤミツキ必須だ。
Staff Funaki
【Ship Data】
Dub Hand F (藤本キャプテン)
→ https://www.biwamasu-dubhandf.com/index.html
【Marina】
JUGEMテーマ:フィッシング
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