マグナムの称号 続


前回にシリーズの説明を致しました。
まだの方はコチラ
  『マグナムの称号』
今回は、ルナキア・マグナムの詳細を
明かしていこうと思います。
『マグナム』 のシリーズコンセプトとして、
ライト系マッスルロッドと定義しました。
ライトタックルでも大物と対峙できる…という事です。
大物のサイズは個人差があります。
基準として メバルなら30センチクラス とし、
シーバスだったら50センチクラス
チヌなら40センチクラスまでなら、
余裕を持った強さに仕上げています。
それを可能としたのは、新設計のブランクにあります。
スムースな弧を描き曲がるアクションが力を分散させ
細いラインでも余裕を持ったやり取りを可能にするのです。
こういったアクションのブランクを作ると一様に
太くダルい物になりがちですが、
ソニックを作ってきた経験から
シャープで軽量に仕上げることが出来たのです。
勿論、ティップは マグナフレックス製法 を採用。
持った感はシャキっとしながら、
ジワ~っと入るソフトなアクションです。
今作は3機種が初めに登場します。
それぞれにコンセプトを持たせてあり、
フィッシングスタイルに合わせて選べるように設計しました。
各機種を詳細しましょう。
LKM74M
1グラムのジグヘッド単体を使うことを基準として設定しました。
いわゆるタダ巻きでアタリを拾うスタイルに合わせています。
3機種のうち、一番感度を求めたモデルです。
リトリーブ中に起こる、
「コツッ?」  「フッ?」  「フワァ?」  といった、
前アタリと呼ばれる違和感を感じ取り、
反転して根に潜られる前に
掛けていく事が可能になります。
ソニックの場合、フォールの感度を求めましたが、
このアイテムは、リトリーブ中のティップが若干入った
(潮の抵抗を受けティップが曲がる状態の)
感度とノリが良いと言えます。
LKM78M
小型のミノーと、ジグヘッド単体との汎用性を高め、
効率よくラン&ガンすることが得意なモデルです。
テトラ周辺、ゴロタ場、潮通しの良い小磯など、
良い個体ほど一級ポイントに付きやすいわけですが、
活性が高いと小さい個体も多くなります。
そこでハードベイトなど、強めのルアーを入れ
大型の個体だけを絞っていくわけです。
そんな際に活躍するアイテムです。
しかし、良いポイントほど、
番狂わせ的なターゲットが出ることも多く、
思わぬ大物にも対処出来るパワーを欲しくなります。
そこで、少々強めのパワーを持たせました。
LKM82M
基本的なコンセプトは、LKM78Mと同じですが、
ちょい長めが欲しくなる状況で活躍します。
沖のシモリをロングキャストで狙ったり、
潮に合わせてドリフトさせたり、
レングスを活かした釣りに対応します。
3機種のうち、一番トルクフルな機種となり、
ロッド全体のアクションを活かしきれば、
想像以上のサイズとのファイトが可能です。
無茶なファイトはオススメしませんが、
ライトタックルゲームとして、
面白い可能性を秘めたアイテムに仕上がっています。


 


 


 


 


 


 


 


最後に、強さを見て頂ければと思います。
写真のロッドは、LKM78Mです。


以下の写真は、決して保障出来ない行為です。

非常に危険ですので、真似はしないよう
宜しくお願いします。

500g負荷

1kg負荷

1.5kg負荷



メバルロッドとしては過剰なバットパワーです…。
ぜひ体感してみてください。


 


 


 

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