レイズ インテグラル ('23) RZI845S-MH(Variable Traveler)
【5本継の汎用遠投モデル】
遠征先で、大型河川や湖などで遠投主体の釣りで活躍してくれる
モバイル系のロングモデルが欲しかった。
例えば本州から北海道に行った際に、
湖や本流だけでなく穏やかな海でも使えるモデルだ。
他にも中禅寺湖など駐車場から1時間以上のトレッキングで
ポイントまで移動する場合などにも携帯性の高いモデルは、
背中に背負ったザックに仕舞えることで大変重宝してくれる。
前作のインテグラルでは無かったモデルであり、
現行の レイズ RZI845S-MMH を参考に作り込んだ機種でもある。
【レイズ RZ842S-MMHとの違い】
・ブランク
RZ842S-MMHを参考にしたももの、全く違う物に仕上がっている。
パワーは半ランク上げて、MHパワーに変更してみた。
対象魚がサクラマスだけでなく、アメマスやレイクトラウトなど
大型魚への対応も考えると少し太めのラインに対応する為だ。
・ガイド
太めのラインシステムを扱う事も考えてガイド設定も変更し、
RZ842S-MMHではバットガイドは#20のサイズを採用していたが、
今作では#25と1サイズ大き目を選んでいる。
また他の機種と同じく足高のガイドとすることで、
リールから放出されるラインがスムースに通る設定が特徴だ。
・グリップ
リアグリップの長さは、315㎜とRZ842S-MMHと同じ長さとした。
取り回しの良さと遠投時の振り切り感など、
全体的なバランスを求めるとこの数値は黄金比とも言える。
【タックル設定】
7~9cm程のミノープラグ全般から10~20g程のスプーンが適している。
リールは、D社(LT3000〜LT4000番)、
S社(C3000〜4000番)を選んで頂くとバランスを取りやすいだろう。
ラインは、ナイロンライン(6~10lb)、PEライン(0.8~1.0号)が扱い易い。
リーダーは、14lb(3.5号)程まではガイド内に通しても問題ないが、
16lb以上の太さを使用する場合はガイドの中に巻き込まず、
外に垂らしを取った状態でキャストすること推奨したい。
【移動の快適性】
今まで遠征する場合はロッド専用の大型ケースを持ち運んでいたが、
今作が出来たことで手に持つ荷物が減って煩わしさが軽減した。
颯爽とコンパクトにまとめた荷物で、遠くへ釣りに行けるのは
たいへん気持ち良く感じられるはずだ。
アーバンスタイルで出掛け、フィールドではアングラーに変身する。
一見、もう周囲からは釣人とは分からない旅行スタイルが出来るはずだ。
Staff Funaki
JUGEMテーマ:フィッシング
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