
レッドフリップ
鯛ラバ向けに作った4機種について、
使い分けを詳しくお伝えしたいと思います。
さて、前回シリーズのコンセプトや、
各パーツ等を紹介致しました。
各機種についてご紹介して行きましょう。
まだ読まれていない方はコチラ。
→赤いアイツ
→鯛ラバ狂に捧ぐ、新型レッドフリップ
RF661B-L
細身に仕上げてあり、ロッド全体で曲がるアクションのため
ライト感覚で遊ぶことにバッチリのモデルと言えます。
45~80g程の鯛ラバとの相性が良く、
比較的潮流が緩い時に活躍します。
潮流の強弱にもよりますが、
50m程までの水深での使用が使いやすく感じられます。
RF661B-ML
ティップだけの硬さは『L』に近い感はありますが、
ベリーからバットに掛けて張りがあります。
ノリの良さは『L』の方が分が高く、
針先を甘く掛け、フッキングをしっかり入れて
掛けていくことに長けた機種です。
乗せて掛けること、
『乗せ掛け』を意識したい方にオススメします。
やや張りがあり、感度という面ではこのロッドが
一番秀でたモデルとなっています。
潮流が速かったり深いエリアで、
やや重ためのウェイトの鯛ラバを
必要とする状況に活躍します。
RF792B-L
8フィート近い長さ故に、手返しこそ悪い長さですが、
ロッドの長さ(しなり)を活かして
ノリの良さは661B-L以上となっています。
感度やスリリング感を求めるなら661B-Lとなり、
ノリを重視したければ、この機種となるでしょう。
使いやすい鯛ラバのウェイトは、661B-Lと同じです。
RF792B-ML
ノリの良さを求めたいけど、潮流の影響や
やや深い場所、ターゲットが大きい場合なら
このロッドが活躍します。
661B-MLと同じく掛けていく事を意識しており、
ベリーからバットに掛けて張りを強調しています。
要約すると、
感度重視で軽いタイラバ用 → RF661B-L
感度重視で重めのタイラバ用 → RF661B-ML
ノリ重視で軽いタイラバ用 → RF792B-L
ノリ重視で重めのタイラバ用 → RF792B-ML
以上になり、システマチックなタックルを考えることが出来ます。
さて、お問い合わせの多い質問にお答えしていきましょう。
・初めて買うならどの機種が良いか?
661B-Lもしくは792B-Lをオススメしています。
アタリは有っても掛かり難いのが
この釣りの面白い所であり奥深さと言えます。
ノリの良さ求めていくのと同時に
鯛のアタリを明確に感じる事が
上級者への近道と思います。
・『L』と『ML』で迷っている。
使用する鯛ラバのウェイトによって
どちらも欲しくなります。
とりあえずは『L』を最初に選択して、
80~120g程の重めの鯛ラバが必要になるならば
『ML』を増やすことが無難かなと思います。
・『ショート』と『ロング』で迷っている。
最初の1本ならショートタイプで良いでしょう。
取り回しが良く釣り易く感じられます。
既に6ft台のタイラバロッドを持たれているなら、
ロングタイプをお薦めします。
取り回しを捨てて感度とノリを両立させた
レッドフリップの真骨頂を感じて下さい。
簡単に書きましたが、まずは初歩的な説明でした。
もっと、ディープでマニアックな世界が待っています。
次回は、マダイジガーを紹介したいと思います。
お楽しみに。
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