釣りに行く事になり、
用意をする時間は楽しいものだ。
今回はジギングだったので、
当日使うであろうアシストフックを巻いたり、
ラインまで巻き換えたのだが。
…自然界には天気というモノがある…。
雨男の持つ力は衰えず、
フルパワーを発揮してしまい、
日本海は大時化となり欠航になってしまった。
なかなか天気と仲良くなれない私である。
肩透かしを喰らった私とスタッフH…。
日本海がダメなら、
大平洋側へ行けば良いのでは?
と考えが思い浮かんだが
太平洋側も時化模様で船は出れそうもない。
アクションを確かめるテストサンプルが有ったので、
とりあえず海に行ってみることに。
到着したのは愛知県知多半島の突端。
車を降りて堤防に立つと、
風が音を立てて過ぎ去っていく。
風速計が無いので分からないが、
テレビで台風情報のレポーターが一生懸命、
カメラに向かって何か言っている同じ状況だと
言えば分かって頂けるかもしれない。
いそいそと用意を始めた。
こんな状況でも5~6人近くの方が、
魚釣りをされていた。
到着したのが夕刻だったので、
皆さんはメバルを狙っている様子。
邪魔にならない位置まで移動して、
何本も用意したロッドを振り比べていく。
車の外気温計は摂氏2度となっていた。
風が強いので体感温度は
すでにマイナスに感じる。
「うひょ~」とか、
「あぁ…」など、
言葉にならない事を発しながら寒さ耐えてテスト。
小一時間ほど検証して一端休憩を取ることに。
食事をしたあと、メバルを狙ってみることにした。
たまたまH氏の計らいで、
ルナキア・マグナムが積んであったのが幸いした。
しかし、この爆風である。
風裏のポイントを探しながら、
メバルからの反応をさぐる。
この日は天気だけでなく、
釣果にも見放された日であった。
ロッドのパワーを活かしきれないほどの、
小メバルが1匹だけ…。
自慢出来るようなサイズでもないので、写真も小さくします。
何か所かの港をまわったが反応は薄い。
潔くロッドを畳むこととした。
アクションを確かめるテストサンプルは、
なかなか手応えが良かった。
もう暫くしたら試作品をお披露目しようかと思う。
さて、次はどこに行こうかな。
Staff : Funaki
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