西高東低の気圧配置により寒気が九州を覆ったため、
北風が吹き荒れ秋を過ぎて一気に冬の気配となった。
こうなると毎年恒例のサーフゲームが熱を帯びてくる。
今回サーフゲームでチョイスしたロッドは、SWAT932S-LML(TidalWalker)だ。
サーフゲームにおける必要十分なスペックを備えているにも関わらず、
持ち重りを感じさせない高バランスの軽量ロッドで、
操作性に優れており、長時間の連続キャストを可能にしてくれる。
本来は河川の河口部や港湾での使用を想定したモデルであるが、
これが砂ヒラゲームにジャストフィットするのである。
釣行当日は数日前の冬型から一転し、風・波ともに落ち着き、
非常に穏やかで、砂ヒラゲームには今一つといった状況であった。
このような状況時はワンチャンスをモノに出来るかが釣果の分かれ目となる。
観察するとベイトは水面近くで確認できる。
まずは流れ出し付近からキャストを開始。
少しずつ移動しながらカレントにより変化のあるポイントを探っていく。
しばらくすると遠目にベイトの群れがザワつきはじめた。
すると近くでキャストしていた同行の小林氏にヒット!
キャッチしたのは50㎝程度のヒラメであった。
どうやら時合いの様である。
18gのサブサーフィス系ミノーにチェンジしロングキャスト!
ロッド起こしてスローリトリーブ。
ルアーの動きをロッドで感じながらベイトのいるポイントをトレースすると
ガツッ と激しいアタリが伝わった。
しっかりとフッキングを入れ、一気に寄せる。
途中水面で激しいエラ洗いを繰り返したが、
柔軟なティップからベリーがしっかりと追随しバラさない。
そのまま砂浜にずり上げてランディング。
小型ではあるが綺麗なヒラスズキであった。
その後は期待に反し、時合いは続かず納竿とした。
これから盛期を迎える砂ヒラゲーム、
皆さんも寒さに負けず是非チャレンジしてもらいたい。
TackleData
Rod : SWAT SW932S-LML(Tidal Walker)
Reel : Vanquish 4000HG
Line : PE1.2号 Leader Fuoloro 6号
Lure : LOGSURF(124) , Banz(125) , KGAGEROU(124)
Angler : Fieldtester Kuranaga
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