古くて新しい SeabassRod


散々テストばかりした、「あのロッド」に
最終決断をする頃になりました。
SW91L Tradist

コンセプトは、
 『 伝統的なアクションを現代風に引き継ぐ。 』
簡単そうで、かなり悩みました。
パラボリックに曲がりがならも、
シャープ感をまとわせたブランクを希望。
もちろん、シリーズ特有のネバリも
持たせたかったわけです。
軽量化なら簡単に出来ます。
しかし、ブランクを軽量化すれば耐久力が落ちます。
ネバリを持たせたいならば、
復元力と耐久力を上げれば良いのですが、
重量が増すことは極力少なくしたい訳です。
マトリックスに置き換えれば、
重量と強度のXYの軸上で
バランスの良いところを見つけ出す事になります。
まぁ、これは作っては試すの繰り返しで、
時間を掛けて見つけていく作業なのです。
以前にネバリについて書いた事がありました。
気になった方は、釣竿屋の小言をお読み下さい。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
『ネバリって何だろう』


気になるベンドカーブの写真を載せておきます。

錘負荷 500g

錘負荷 1000g
想定しているフィールドは、
大河川の河口域のシャローエリア。
干潟のシャローエリア。
汽水湖のシャローエリアなどです。
出来るだけ色々なエリアで試してみたいので、
各地でテストを頼んでいました。
富山のM君からの報告です。

昨年に掛けた魚ですね。

良い魚ですね~。


大河川の河口域から中流域まで、
川をメインにテストしてくれていました。
さて、
あと1本サンプルを確認して、
最後のGoサインを出すか決めようと思います。
まだかよっ!って言っていただいて構いません。
最後まで、コダワらせて下さい。
Staff : Funaki

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