山ヒルの待つ川へ!

 

 

釣れる川と言うのは何かしら憂鬱な要因が付き物ですね。

 

例えば入渓まで何時間も歩いたり、急な斜面を歩いたり、

 

高巻きが必要だったり、熊が出る!お化け伝説などなど。

 

 

 

 

 

今回の東北の渓も入渓までは30分~40分、

 

一日釣り上がると帰りは2.3時間かけて川通しを歩くのも若干憂鬱ですが

 

そんな事よりもっと憂鬱なのは、

 

なんとこの川にはネイティブなヒルが生息している!!!

 

東北の川で自分の知る限りではヒルが出るのはこの川だけです。

 

3年ほど前でしょうか?

 

連れのまっさんはこの川でヒルの餌食になりました。

 

まっさんには気の毒でしたが

 

あのときの光景を思い出すだけで鳥肌が立ちます。

 

 

 

 

 

 

しかも当日は小雨が降っていて、このジメジメした感じは

 

言うまでも無く…ヒルたちは超高活性です。

 

林道の車止めで着替えてると早速僕の手にニョロニョロと「ウエ~」

 

林道をしばらく歩いた後に獣道へ!

 

二人で5分間隔でヒルチェックです。

 

ここにも、あそこにも!「コンチクショウメ!」

 

ウェーディングシューズの中にもニョロニョロと!

 

その獣道の地面をよーく見ると ぴょこっと

 

ヒル達は今か今かとジャンピング体制に入ろうと!

 

容赦なく全体重でギュッ!

 

こうなると肌機能がMAXに敏感になってます(笑)

 

最後の藪漕ぎを抜けてやっと入渓点にたどり着く。

 

 

 

ティップカバーがあるとこんな時も便利です。 (隠れた名品です)

 

 

 

 

 

若干笹濁りの増水からの引いたタイミングでベストコンデション。

 

これは期待できるぞ!

 

ちなみに川にはヒルはいませんがしばらく釣り上がると

 

ネックカバー下に違和感が! まさか!「イター!」

 

手で首をなぞると「血は出てない、。アブナイ~」

 

ギリギリセーフでした。

 

 

 

 

 

 

魚に優しくない持ち方、悪い見本です!

 

 

 

 

 

 

飽きない程度にイワナが出ました。

 

 

 

巻き返しの反転流にカディスを送り込むと良型のヤマメもでました。

 

 

 

 

 

 

大自然が作り出した渓。

 

ドライフライの釣りあがりは最高に気持ち良い。

 

 

 

 

 

朝8時から3時頃まで釣り上がった所で

 

ウエーディングシューズのフェルトが半分ぐらい剥がれてしまった。

 

「ヒルの祟りかっ!」

 

こうなると釣り上がりは不可能、

 

ここからフェルト無しで帰るのは痛そうだし、かなり危険!

 

途方に暮れていると…

 

 

まっさんがナイスアイディアを!

 

 

 

 

 

 

フェルトにナイフでスリットを入れ

リールからバッキングラインを2m程切り取り

スリットに通して何重にも巻き何とか固定

先端にもスリットを入れ同じようにグルグル巻きに

 

 

応急措置だが何とかなりそうだ

 

 

 

ちなみこのシューズは5~6年倉庫に放置してあったので

 

接着が劣化していたと思われます。

 

そんな靴を源流に持っていった自分の責任です。

 

皆さんも気をつけましょう。

 

 

 

 

 

そんなこんだで2時間半歩き汗だくになりやっと車に到着。

 

もちろん途中もヒルの猛攻にあいましたが何とか吸血は免れました。

 

…が、

 

車に入る前にあれだけお互いチェックしたのに運転中…

 

ここにもあそこにも!車内はパニック状態!

 

「もうこの川、二度と来たくないんですけど」 と自分。

 

「ほんとだよな、もう一生来ないだろ」 とまっさん。

 

確か3年程前も同じような事言ってたような?

 

二人とも本当におバカです(笑)

 

翌朝車のラゲッジゲートを開けると

 

まさかのおはようヒルが!!

 

 

 

 

 

 

TackleData

Rod : Fates StreamWalker FSW733-4 (7'3" #3)

Reel : #3 (Large Arbor)

Line : WF #3  &  Leader 5X (12ft)

Fly : Elkhair Caddis #12

       Peacock Parachute #12

Other : TENRYU Tip Cover(Size L)

Angler : Staff T

 

 

 

 

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