春告魚 ~ヒトミ~

富山の蔵野氏からレポートが届きました。
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僕にとってメバルは春に会える恋人のようなもの。
まぁ、いつでも恋しいが(笑)
この時期の富山湾は季節の入れ替わり時期。
春に元気になる魚で賑やかになる。
クロダイ、シーバス、アジ、メバルなどなど。
そんな中でメバルはとりわけ深い思いのある魚。
僕はそのメバルの綺麗な瞳に魅了され、
敬意をこめて『ヒトミ』と呼んでいる。
クリクリのお目目に癒されたくてウェーディングしてきた。
水温と潮の流れを感じながらのウェーディング。
キャストしたルアーの先から感じる潮の流れも大切だが、
身体の五感や体感するもの全てを使って
海の中を頭の中でイメージしていく。
幸先よく25センチクラスがバイトしてくる。
このエリアは、
回遊性の強いブルーバックが出るのも大きな魅力。
バイトの仕方も荒っぽいが、
掛けてからのファイトも
ブルーバックはメバルらしからぬ姿を見せてくれる。
シンペン、ミノー、シャッドともに、ルアーを引ったくっていく。



ルナキアシリーズの中でも
メバルのような横の釣りに威力を発揮するのがマグナムだ。
今回はプラッキングと
ウェーディングということを考慮して
Lunakia-Magnam LKM78M (以下78) をチョイス。
78は開発当初からのマグナムのコアとなったモデル。
全国各地で多様化するメバリングに向けたアンサーロッドだ。
特にゲームの過熱化によりポイントが遠くなるような状況において、
キャストシーンにおけるアキュラシー性能と
ロングディスタンスでのバイトを感じる繊細さ、
そして、魚を掛けてからの力ではなく、
柔良く剛を制す絶妙なパワーバランスを高次元で実現したのがこの78。
蔵野のお気に入りモデルのひとつ。
ブルーバックの強烈なランをしなやかにいなしてくれる。

午後9時半から入水し、
散々ヒトミに癒してもらい気づけば午前0時半。
ヒトミの顔色を伺うよりも
妻の顔色を伺わなければいけない。
仕方なく岸に上がることにした。
仕事の合間を縫っての夜な夜な徘徊。
しばらく続きそうだ。
さて、北陸フイッシングショー2015が4月12日に行われます。
新製品、現行モデルの開発秘話も含め、
様々なお話ができると思います。
皆様のご来場をお待ちしております。
TackleData
Rod : Lunakia-Magnam LKM78M
Reel : LUVIAS #2506
Line : PE0.4
Leader : 8lb
Angler : M.Kurano

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