とある秋の週末、隆盛丸の船長からラインの通知が届いた。
スーパーライトジギングで、深場を攻めに行ってみようとの事だ。
予定は詰まっていたが、無理やり時間をやりくりすると行けそうなので予約を入れる。
今回は70m付近までのポイントまで想定しているそうだ。
ターゲットは?と聞くと、「何でも居る」という。
青物から鯛、底物など何でも良い状況とのこと。
青物まで居るので、リールに巻くラインは少し強めが良いとの事だった。
ただ…懸念していたのは台風が直前に来ており、その余波がどれだけ残っているか…だった。
当日は晴れ。ただ朝のうちは風が強く波も高い。予報では波も落ち着くらしい。
港を離れた船は、沖のポイントを目指していた。
しばらくして到着したポイントは、水深50m程と船長からアナウンス。
風が強く波も高い。
漁礁がポツポツと点在している様で、船はマストを立ててバーチカルに攻めていくとの事。
60gのジグを結んで探り始めてみる。
この時はテスト中のロッドを持ち込んでいる。
シリーズでは初めて軽量ジグに合わせたモデルもテストしていて、
40gに照準を合わせたスピニングモデルと、60gに照準を合わせたベイトモデルを用意している。
以前にイサキを狙った記事を書いたが、その時使ったロッドはスピニングモデルだ。
それ以外にも機種を用意しているが…もう少ししたら公開したい。
今回はバーチカルに誘い、60gがメインになるのでベイトモデルがメーンタックルだ。
風が強く潮も効いているので、着底を見逃すと根掛かりしてしまうので気を付けなければならない。
底から中層まで探っていると、フォール中にラインが一気に持っていかれた。
走り方からして青物の様だ。
ランディングするとハマチ(イナダサイズ)。
気を良くして探っていると、またフォール中にラインが走る。
鋭い走りを見せながら上がってきたのはスマガツオ。
他の方も、ワラサやホウボウなど色々な魚をキャッチしている。
暫くすると、またフォール中にアタリがあったので引き上げてみるとヨコワ(マグロの幼魚)。
いったい何魚種が釣れるんだ?
底の方を丹念に探っていると、ココンッと魚信を感じた。
次に上がってきたのは…アマダイ。美味しい魚の登場に同船者の目付きが変わった。
ポイントを移動して少し深場も見に行く。
漁礁の近くに入っていったとアナウンスがあると、私のロッドが魚信を捉えた。
変わった引きをするな?と思っていると、その正体はオジサン。
この海域に通って10年位になるが初めて釣った。
あまりの珍客に船長も驚きが隠せない様子だった。
そんなこんなで、船中で13~14魚種ほどの釣果となった。
伊良湖沖でも充分楽しめる釣りになったと思える。
また次回のスーパーライトジギング便が有れば挑戦してみたいところだ。
当日の様子はコチラ→隆盛丸ブログ
TackleData
Rod : HORIZON LJ (Prototype)
Reel : OCEA CONQUEST 200PG
Line : VARIVAS X8 PE0.8 & Leader 16lb
Lure : BOZLES TG-TOKICHIRO 60g
Angler : Staff Funaki
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