2013年 シーズンの終焉


9月末、これで寝ても覚めても
殆どの河川において、禁漁期を迎え
渓流トラウトのシーズンが終了となる。
今シーズン思い出に残った写真を2枚。
純粋無垢な黒部水系の岩魚

天竜川本流のアマゴ

今シーズンを振り返ってみて、
皆さんの釣果はいかがだったでしょうか。
南信州地方をメインに動いている私としては、
比較的よく釣れた年だったと思える。
春こそ適度な雨量で、
本流から支流ともに釣りやすかった。
しかし、空梅雨となった今年は5月以降、
慢性的な水不足で河川が日に日に枯渇していった。
だが、雨量が少ないぶん濁りが出ること少なく、
天竜川本流はここ数年では一番良い水色の時が続いた。
それは釣果に繋がったと言える。
通い込んだ方なら、その良さを享受出来たのではないだろうか。
この好調な状況もあり、
来年にリリース予定の新作も順調にテストが進んだ。
年内には発表出来るでしょう。ご期待下さい。
さて先日の台風は、河川に深刻なダメージを残した。
県内のニュースでは連日報道されていた。
未だに復旧作業が続く場所もあり、
大変な思いをされている方も居る。
早く以前の状態に戻るのを祈るばかりだ。
普段通っている川の状態が気になり、
様子を見に行ってみた。
写真の通り、淵は埋まり、瀬は地表と化していた。
これが自然の強さであり、
人間には敵わぬところである。
ロッドを出す気にはなれず、
ただ変わり果てたポイントを見回ってきた。
とりあえず、これで今シーズンの竿仕舞い日となった。
 ↓ 台風前(昨年の写真)

↓ 台風後(淵が消えてしまった)




課題は出来た、
来シーズンは今年のデータは全く通用しないということ。
ポイントは変わり、
魚の付く淵や瀬を再開拓する必要が出てきた。
通い込むと何となく、
1つのポイントを見ただけで状況を把握出来ていたが、
今回はそうも行きそうもない…。
まぁ楽しみが出来たと思って、来シーズンを待ちたい。
来期はどんな釣果になるだろうか、
もう既に気持ちは来春に向かっている。



Staff : Funaki


 


 

コメント

タイトルとURLをコピーしました