こんにちは。
スタッフKです。
今回は、私がショアジギングに行きながら経験した中で、安全かつ楽に磯を楽しむ事を
テーマに装備や磯での注意点を紹介していきます。
紹介させていただくテーマは、
1、日帰りでの地磯
2、渡船を使用した日帰りでの沖磯・地磯
3、磯泊まり
この3パターンを2回に分けて紹介していきます。
1、日帰りでの地磯
徒歩での移動になる地磯では、1時間以上歩くポイントも多々あります。
必要以上に荷物を持って行ったり、エリアや自分に合わない装備を使用していると疲労や怪我に繋がってしまいます。
以下はショアジギングの装備です。
1、ラバーピンスパイク
2、フェルトピン
3、フローティングベスト
4、ウエットスーツ(夏場は、磯タイツ)
5、レインウエア
6、ヘルメット
地磯での装備品
1、磯バック
2、プライヤー・フィッシュグリップ
3、ウエストバック
4、プライヤーケース
5、ファイティングパッド
6、フック・スプリットリング等の仕掛け
7、ギャフ
8、リーダー類
この他に飲み物(夏場では1,5L以上)や携帯食品を持っていき、休憩しながら補給をしていきます。
また、ロープとストリンガーがあれば魚の鮮度をキープしつつ持ち帰ることができます。
タックルは、多くても3セット。
○青物がターゲットで少しイカや根魚も釣れる場合
現場でロッドが折れるなどのトラブルが起きてしまった際に予備のロッドやリールがあると
釣行を継続することが出来、1セットライトタックルがあるとお土産も釣れて面白いと思います。
○アオリイカや根魚がターゲットの場合
例:BGF852S-M・RV85B-HH・PWM100MHKP
ライトロッドだけでは青物をキャッチするまでが大変なので、1セット青物用のロッドが有れば
不意のナブラなどに対応でき面白いと思います。
しかし、1時間以上移動があったり、崖を下ったりするような疲労度や危険度が高いと想定されるポイントや
初めて訪れる場所や情報の少ない場所へのアタックは、出来るだけ移動の負担を減らしたいと考えます。
よって、メインターゲットのみにタックルを絞り、予備タックルを1セット加え計2セット用意して行きます。
※弊社で販売しているティップカバーやエンドベルトを使用し、ロッドベルトで一つにまとめると
移動中にティップが木に引っかかったりコミの部分に傷などが入りにくく、
運びやすいので是非活用してみて頂ければと思います。
(弊社動画でも使い方や商品を解説していますので、是非ご覧なって下さい。)
また、新規のポイントでの注意点です。
情報の無い初めてのポイントでは、普段以上に天候やタイドグラフをしっかり確認して絶対に無理をしないで下さい。
(場所によっては潮の満ち引きのタイミング次第で帰れなくなるエリアもあります)
そして、ポイントの岩質や海藻類のチェックを行い、履いてきた磯靴が合わないと判断したら
無理をせず次回の釣行の為安全な所から情報収集に徹してください。
(波がどこまで来るか・立ち位置、ランディングの場所など)
磯靴の選び方ですが、ピン・フェルトピン・ラバーなど種類が豊富で悩まれている方も多いと思います。
私の経験上での磯靴の選び方を紹介させて頂きます。
まず、一番重要なポイントは自分に合った靴を選ぶことです。
傾斜地の移動や釣りをする事が多いため、購入される際には釣行時に使う靴下や
防寒ソックスを履いた状態で試着をして下さい。
しっかりと紐を結んだ状態で、つま先に体重を掛け靴の中で足が滑り指先が靴に当たらないかをチェック。
動いて指が当たっていると、一日釣りをして靴を脱ぐと親指の爪が内出血で真っ黒といった痛々しい事に
なってしまいます。(わたしの実体験で、これが釣りをしていても非常に痛いです)
サイズ感のチェックが終われば後は、ソール選びです。
○ピンタイプ
・メリット
ゴツゴツした岩場ではピンがしっかり引っかかる為、滑り難く踏ん張りやすい。
山越えなどの移動時に泥や土を払い易くメンテナンスが楽。
・デメリット
ツルツルしているタイルの様な磯では、引っ掛ける場所が無いため容赦なく滑る
ゴロタや磯での移動で、移動時に足に掛かる負担が大きく疲れやすい。
○フェルトピン
・メリット
オールマイティーでゴツゴツした岩場やツルツルしたタイルの様な磯でも滑り難い。
ゴロタや磯での移動時に足に掛かる負担が、ピンタイプよりは少なく疲れにくい。
・デメリット
海苔や鳥の糞で滑る(こいつが本当に良く滑ります)
泥や土がフェルト部分に入り込み機能し難くなる。
上記に加え、匂いも取れにくい為メンテナンスが大変。
○ラバー
・メリット
ラバーの種類によるが、乾いている磯場ならしっかりグリップして滑り難く移動時にも疲れにくい。
・デメリット
海苔や濡れているゴロタ場での移動時に、容赦なく滑る。
最近では、フェルトピンにラバーまで入っているハイブリットなソールも出ているようなので、
是非、お近くに釣具店で色々物色して頂き、ご自身のポイントに合った磯靴選びをして頂き
快適な釣りをして頂ければと思います。
最後に、フローティングベストです。
まず注意点ですが、磯で膨張式ライフジャケットの使用は避けてください。
落水して中身が膨らんで浮くことが出来たとしても、磯などにあたると裂けてしまい意味が無くなってしまいます。
確実にフローティングベストの着用をお願い致します。
万が一の落水の際、肋骨や背中を打ち付けられしまうこともあります。
(過去に落水では無いですが、足場が崩れてそのまま背中を強打したことがあります。)
こういったピンチの時に少しでも怪我を抑え、致命傷を回避する為にも
何度で言いますが、確実な着用をお願い致します。
ちなみに私の使用しているフローティングベストですが、写真をみてピンとくる方もいらっしゃると思いますが、
サップやシーカヤックで使用される製品です。
ルアー類をベストに入れると重くなり移動やキャスト時に、邪魔に感じていました。
浮力と、背中や肋骨周りの保護を目的に使用し、プライヤーやフィッシンググリップ類、
針や仕掛けなどはポーチに入れたり紐に付けて釣りをしています。
最近では、釣具メーカーからロックショアゲーム用のフローティングベスト出ており
小物やルアーを収納できつつ、足元などが見やすいように出来ている便利な商品も多くありますので
目的に応じて色々探してみて頂ければと思います。
今回は、地磯での装備品や注意点を紹介させて頂きました。
自らポイントを開拓し大型魚を釣りに行くロマンあふれる釣りですが、その分危険も伴います。
しっかりと安全確認をして頂き、心行くまで釣りを楽しんで頂ければと切に願っております。
次回は、沖磯での装備や注意点渡船のマナー等を紹介させて頂くつもりです。
渡船などにチャレンジしてみたいと考えている方は、見て頂けると幸いです。
Staff K
JUGEMテーマ:フィッシング
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