【セールスマンのささやき】島人が伝える西表島の釣りの魅力~過去の釣果を振り返って~

 

ハイサイ!スタッフUです。

 

今回は、テンリュウ本社から約1800キロ離れた島(私の出身地です)、

 

亜熱帯気候の沖縄県 西表島 の魅力を釣り人目線で紹介します。

 

今回は過去の帰省時の釣行という、ローカル目線なのでご了承ください。

 

 

 

・西表島への準備について

 

私が帰る時期は年越し・GW後などが多いのですが、沖縄の冬って寒いの?と聞かれることがあります。

 

「南国」というイメージがありますので、服装の問題で悩まれている方も多いと思います。

 

長野県の冬はダウンがないと凍えてしまいます。

 

沖縄では半そで短パンという正反対のことが良くあります。

 

よっぽど寒さに強く、薄着でも全然平気という方は最初から薄着でいいですが、

 

私は寒さに弱いし冷えるとお腹がすぐ痛くなるほうです(笑)

 

厚手のダウンは暑すぎるので持って行きたくありません。

 

そんな私の必需品として

 

①厚手のパーカー

 

②シェルジャケット

 

高温多湿&雨、一度は経験してほしいとてつもないスコールもあるので高機能なものがお勧め。

 

短パンか長ズボンは好みでよいかと思います。

 

でも虫はデカいし蚊が多く、よく刺しに来ますのでご注意ください。

 

パーカーやシェルジャケットの重ね着で大体の気候は快適に過ごせると思います。

 

(いろんな遠征先で共通しますね)

 

西表島の真冬の気温は13℃ほどですが、島人が寒いと感じるのはそこに風がプラスされる時です。

 

風速15mや20mくらいの風はよく吹きます。

 

気温は長野県の真冬と比べると暖かいくらいですが、イメージでいうと15℃設定のエアコンの風が

 

風速15mで吹きつけている感じで結構寒いです(笑)

 

まして釣りやカヌーなどのアクティビティーは濡れることは避けられませんので、

 

濡れた服装に風が当たればなおさら寒くなります。

 

それと、移動時の沖縄のバスの車内温度は、

 

例えるなら「キンキンに冷えたオリオンビール」くらいです(笑)

 

夏でも体調次第では同様の装備が必要になってきます。

 

 

文頭の通り、島からテンリュウ本社までは直線距離で1800キロ以上。

 

国内なのに近場の海外より移動に時間がかかります。

 

イリオモテヤマネコなどの固有種で有名なこの島ですが、実物は残念ながら本ブログには登場しません。

 

ただ、こんなTシャツならありました。

 

 

暗くなると蛍光インクで印刷されたヤマネコがピカーっと光ります(笑)

西表島は、沖縄県竹富町の大小16の島々の中のひとつです。

観光旅行なら、飲食店や観光会社の営業時間があるのでそれら合わせた時間でほとんどが移動できますが、

 

帰省の場合、とにかく早く家に着く、もしくは今までと違った方法で帰れるのか試したりもします。

 

最近はこちらの道中の方が面白いです。

 

アングラーであれば自然が相手なので、日の出や日の入り、

 

潮に合わせてスケジュールを組むこともあるかと思います。

 

移動に充てる日数を減らし、限られた時間を目いっぱい使うなどもできます。

 

港でこの碧さ!

 

フェリーに乗るのも楽しみになります。

 

島に着き、暑さでのどで乾いたら

 

 

島のスーパーには「飲む極上ライス ミキ」というものがあります。

 

島のおじーおばーが飲んでるイメージが強いですが、こういったマイナーなご当地品もぜひ試してください。

 

長寿の秘訣かも…。

 

島の河口域はマングローブ林に囲まれており、亜熱帯特有の木々がアングラーを迎えてくれます。

 

 

水の色は通年こんな感じで、養分やプランクトンが豊富です。

 

そして河口域の上部はすぐ渓流域になります。

 

ここからは過去に釣った魚を紹介します。

南国らしいトロピカルな魚たちです。

①オオクチユゴイ

 

 

沖縄の渓魚といえば、警戒心の高さレベル★★★★☆。

 

一度のチャンスを如何にものにできるかが勝負の境目です。

 

スイッチが入れば水面炸裂バイト。

 

以前紹介したブログでも釣っています。

 

・西表島の渓流釣り

 

 

②ターポン

 

ターポンやレディーフィッシュもいます。

 

写真は先輩スタッフTが石垣島でフライで仕留めたターポンです。

 

 

③ゴマフエダイ

 

 

マングローブジャックと呼ばれる好対象魚。

 

サイズ感以上の強烈な引きで遊泳力があります。

 

歯が鋭いためフィッシュグリップは必須です。

 

カヌーやマングローブ林でのキャスト性能が求められるゲームフィッシュです。

 

 

④ナンヨウチヌ

 

テーリング打ちなどで、フライやルアーで楽しむことができます。

 

片手操作のカヌーでも、スピードスティックならフックアウトせず釣ることができました。

 

④カスミアジ

 

 

島人がルアーで狙っている対象魚No.1。

 

昨年、スパイク(プロトタイプ)でスタッフHが仕留めた魚です。

 

サンゴ礁でのファイトはスリリングで魚の色が最高に綺麗です。

他にもホシマダラハゼやタメトモハゼ、私も釣ったことのないテッポウウオなどのターゲットもおり

 

人気を博しています。

 

まだまだ聞いたことも釣ったこともない魚が多くいます。

 

こういった魚たちを魚図鑑で調べるのが小さい頃からの遊びでした。

 

 

 

カヌーを出しマングローブ林を探検したりもします。

 

この時はスピードスティックのプロトタイプで楽しめました。

 

~カヌータックルについて~

 

ロッド: スピードスティック TSS#1L-256B(使用時はプロト)

 

ライン: ナイロン12lbs

 

ルアー: ポップクイーン、リッジMD86SS、ラパラCD6、ミニポップX

 

以前アメリカで見つけたこのラインをやっと使うことが出来ました。

 

 

タックルはベイト、スピニング両方あっていいかと思います。

 

ルアーはフックを強いものに変更するのがお勧めです。

 

また、リーフのライトゲームなどの魚種がとにかく豊富なのがまた魅力です。

 

私が狙うはもちろんGT。

 

今後は地元のGTを釣り上げるのが目標です。

 

ベイブレイズスパイクトラベルなども活躍します。

西表島は森林や川の上流部が国立公園に指定されている区域があります。

 

入山・カヌーでの入艇にはご注意ください。

 

(ガイドさんがいないとハブや危険生物に気付けず大変危険です。)

 

台風が少なく航空券が取りやすい時期、珍しい花が咲く時期など、年間を通して楽しむことができます。

 

スキューバダイビングで魚を海の中から観ることも最近の楽しみ方です。

 

潮のタイミングによって魚の向きが水面を向いたり、下を向いていたりと根へのつき方が違うんだ~と

 

勉強になることが多いです。

 

 

バラフエダイがブレイク際を回遊中。

 

サンゴがきれいな場所のベンチマーク的な存在です。

 

水深は20m前後あるのに透き通っており、日光が届くのでサンゴがよく育つというのがすごいところ。

 

砂地も広がり幻想的な世界です。

 

今後はジギング編・キャスティング編も紹介したいと思います。

 

ちなみにジギングに行く場合、帰省時はラインはPE2.5号をメインにすることが多く、

 

慎重なやり取りであれば10kgクラスの魚とも対峙できます。

 

 

ラインの長さは500mある方がいいです。

 

300mでは「よし、ディープに行くぞ」なんてことになると対応できなくなります。

 

昨年釣れたヤマブキハタというレア魚。

 

市場価値ではあのアカジン(スジアラ)より高級だそうです。

 

 

 

以上、島人が伝える沖縄の釣りの魅力でした。

 

島人は地元のことが身近すぎてそんなに詳しくないと言われますが、

 

少しでもお役に立てればと思います。

 

現在(4/29時点)竹富町は来島 自粛要請中です。

 

竹富町観光協会等をご確認いただき、皆さんのご配慮とご協力をお願いいたします。

 

なんの気兼ねもなく地元に帰って、また釣りができる日が早く来ることを祈るばかりです。

 

 

Staff U

 

 

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