海外遠征の魅力(前編)からの続きです。
【海外遠征の注意点】
主にツアーで数名で行動する事が一般的かと思いますが、
仮に体調を崩したりケガをされても近くに医療機関などはまずありません。
奥地に行けばなおのことで、怪我や事故は全て自己責任と思って良いです。
また同行した方々にもご迷惑をお掛けする事にもなり兼ねません。
国内で釣りをする時よりも、その辺は十分注意して無理の無い行動をする必要があります。
テンションが上がり過ぎて飲み過ぎて半日ダウンしたなんて事も有ってはなりませんね(笑)
【持って行く荷物は?】
行く場所によっても荷物の量は変わって来ますが、
寒い地域への遠征は防寒対策で荷物が増えます。
私のパッキングの例を紹介します。(トラウト系で8日間の遠征を想定して)
持って行く荷物は4つです。
①メインバック(100Lクラスのキャスター付きキャリーバック)
②サブバック(35Lクラスの機内持ち込みできるサイズのバックパック)
③ウエストバック サコッシュでも良いです。
④ロッド用バズーカ
①メインバック 空港で預ける荷物です。
スーツケースだと本体自体の重量がある為、キャリーバッグにしている方が多いです。
メインバッグには主に衣類を入れます。
・日数分の下着やシャツ、靴下、ズボン(旅行用圧縮袋で出来るだけコンパクトにします。)
・レインジャケット、フリース、グローブ キャップ フェイスマスク
・ウエーダー、ウェーディングシューズ (これが結構かさばり場所をとります。)
☆ウエーデングシューズのフェルトは綺麗に洗って行きます、
入国の際に苔や泥が着いてると生態系維持の為、国によってはじかれます。
・ベストやフィッシングバッグ
・ルアーやフライ、フックや小物をボックスに入れて収納
・瞬間接着剤 アクアシール ラインクリーナー
・洗面用具 石鹸 シャンプー 常備薬 虫よけ虫刺されの薬 日焼け止め
・海外用コンセント 充電器等(差し込みプラグ形状を事前に調べておきます)
・トイレットペーパー1個(帰りホテルでウエーディングシューズを乾かすのに使います)
②サブバック 35Lクラスのバックパック。このバッグは機内持ち込みします。
・リール類 フライライン等 ウエーディングストック クマ鈴 カメラなど
・コンパクトになるダウンジャケットやウインドブレーカー(ちょっと寒い時に出して着れます)
・養生テープ ビニールテープ
③ウエストバック 貴重品を入れます。
・財布 スマホ 旅券 パスポート等 (中に仕分けが着いてるものが便利です。)
④ロッド用バズーカ 空港で預ける荷物です。
竿を入れますがタオルや下着を使い、竿と竿が干渉しない様にロッドベルトで束ねます。
ここで弊社の ティップカバー や エンドベルト もあると便利です。
以前に海外の空港で積み込みをしているのを見たんですがバズーカを投げていました。
あれを目の当たりにすると、やはり頑丈なバズーカ以外考えられません。
メインのキャリーバックとバズーカにはダイヤル式の鍵を掛け、
その上から養生テープでグルグル巻きにして保護します。
私が行った空港では預ける荷物①と④の合計が20キロ以上だとオーバーチャージが取られます、
家で体重計の上に載せギリギリまで荷物を絞ります。
その為に機内持ち込みする②のバックパックにリール等の重いものを入れ
①メインバックの重量を少しでも軽減します。
バックパックは現地で釣りに行く際にも、食料や飲み物を持って行くのに重宝します。
こういった荷物のパッキングもワクワクして遠征の醍醐味ですね。
【タックルについて】
竿とリールを最低でも2セットは持って行きたいです。
ライン類も予備は何セットか必要です。予備のフックも多めにあると心強いです。
限られた時間の中で、トラブルの時間ロスは無くし怪しいと感じたら即交換です。
フライやルアーも出来る限り多く持って行きたいです。
当たりルアーやフライって何故かいつも少なくて悔しい思いをします。
2回3回と海外遠征をすると荷物は必然と減っていきます。
もし御一緒される方に常連の方がいたらアドバイスを聞いて見るのも良いかと思います。
【グーグルマップの活用】
ご存じかと思いますが、最近はスマホでグーグルマップが見れます。
遠征前に行く場所の航空写真を拡大してひたすらチェックします。
そうすると現場で圏外でも拡大の写真が見れてGPSも稼働するんです。
これには驚きました、スマホ内に地図がメモリーされてる様です。
カムチャッカではガイドさんに、ここに行きたいとスマホを見せ活用しました。
以上少しでも海外遠征の魅力についてお役に立てましたでしょうか?
あくまでも私が知ってる範囲ですので、
まだまだ世界各国でいろんなツアーがあり、素晴らしい所は沢山あるかと思います。
詳しくはツアー会社に問い合わせてみてください。
それでは無理の無いように目標を決めプランを立てて、ぜひ頑張って実現させて下さい。
スタッフT
※以前に書いた記事です。だいぶ長いので時間にユトリがある時にでもどうぞ。
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