このロッドをご存じだろうか?
RedFlip RF782B-L
RedFlip RF782B-ML
鯛ラバ専用に開発したモデルだ。
使用されている方も多いはず。
通常、6ftクラスのモノが多いなか、
7.8ftと、少々長い。
今回は、このロッドに焦点をあてて、
開発秘話を紹介。
開発を始める経緯は、
瀬戸内エリアからの発信であった。
『 RF762B-L 』 というロッドがある。
東北地区で、真鯛ブラー・真鯛スプーンと呼ばれる、
地方独特の釣り方に特化したロッドだ。
このロッドを使って、鯛ラバをしてみたところ、
釣果がアップしたというのだ。
それも、隣の方とダブルスコアの差を付けたという。
隣の方は、ごく一般的な6ftクラスのロッド。
他、リールからルアーまで全て同じだったとのこと。
違うのは、ロッドだけ。
どうして、こんなに釣果に影響するのか、
研究してみたくなった。
考えられるのは、
① 短いロッドより食い込みが良いのでは?
② 他の人より、違うレーンを引けるからでは?
③ 掛けても竿が追従してバラシにくいのでは?
検証してみた結果。
上記全てが当てハマった。
テストをしていた スタッフからの提案で、
キャスティング向けであった、RF762B-Lを、
リアグリップを長めにして、
バーチカル専用にして欲しいとのことだった。
さらに、
硬さ(パワー)を、2種類。
L と ML クラスの2種類をテストしてみることにした。
これが、当たった!
大変、良く釣れるのである。
長くした分、ノリが良いのであろう。
大抵のバイトを拾い、掛けて行けた様だ。
正直、6.2ftの RF622B-L と RF622B-ML の
存在が危ぶまれる程だった。
だが、欠点もある。
長くした為、取り回しは悪い。
でも、それを凌駕する程の釣果が伴えば、
何も臆することは無い。
商品化するにあたって、随分悩まされた。
とある遊漁船の船長からも、
「 そんな長いと、船竿と変わらんな~ 」など、揶揄された。
何事も逆境こそ、チャンスというモノ。
それなら、2機種を同時に展開しようと考えたのです。
発売して2年。
相変わらず売れ続けているのは、
認められているからでしょうか。
まだ、ご使用されたことの無い方。
もう一歩、鯛ラバの深みを知りたい方。
ぜひ、オススメですよ。
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