先日、広島県廿日市のタイラバ船、魚籠(甲斐出船長)へ乗船してきました。
「産卵絡みの大型個体が残ってるかも」と期待して当日を迎えましたが…
お久しぶりの船長が私の顔を見るなり、
「またアフターの釣れない時期に来て…」と先手を打たれてしまいました。
少し明るくなり始める頃港を出発。
1時間ほどで最初のポイントに到着。
船長からは「鯛は底ベッタリ」とアナウンスがあります。
私がノンビリとタックルの準備をしていると、エンジンが止まりました。
どうもドテラで船を流すようです。
船長から「朝一だけ浅場をやります」とのアナウンスが…。
最初60gのヘッドを手に取っていましたが、
ドテラのようなので80gのヘッドをセットしました。
「タイは底ベッタリ」「アフターで釣れない」の船長の言葉。
合わせて船はそれほど流れていない様です。
私は着底後3巻きしてリールの巻きを止めました。
数秒流して「ゴンゴンゴン、グググッ」とアタリが出ました。
シャロー用で乗せ調子の RF5101B-UL が「グググッ」っと追従していきます。
鯛が反転してフッキングが決まった感じは有りました。
この日のファーストヒットなので慎重に慎重にファイトをします。
最初の1枚をバラすと後々影響が出そうです。
上がってきたのは美味しそうなサイズの真鯛でした。
写真撮影をして、2匹目の鯛を狙ってすぐにタイラバを落とします。
着底後、超スローでリールを巻きます。
「コンコン、グググッ」きました、2匹目の鯛です。
2匹の鯛をバケツに入れて3匹目の鯛を狙いますが、
既に少し深いエリアに入ったようで水深と底潮の動きが違います。
アタリが遠のいたので休憩がてら、
朝ごはんを食べながら同船者のタモ入れをします。
休憩を終えてタイラバを再開しましたが、
朝ごはんを食べたことで眠気が襲ってきました。
リールを巻き巻きしながら寝ていたようで、
船長から「Mさん落ちないでよ」と何度も言われたような気がします。
結局スッキリ目が覚めたのは14時頃。
その頃には皆さん水深100m強で回復の鯛を狙っていました。
目の覚めた私はディープ用で乗せ調子の RF642B-L を持って参戦です。
スローな巻きでポツポツアタリが出始めています。
「ガツン!グググッ」この日初めて強いアタリがでました。
釣り上げてみると明らかにヘッドにバイトしているようで、
ハリは口の外に掛かっています。
次の落としでは中層でタイラバが完全に落ちなくなってしまいました。
たぶんフォール中のタイラバを丸飲みしたようなので、
ラインスラックを取ってアワセを入れます。
一瞬掛かったかに思えましたが、すぐにバレてしまいました。
活性が高くなったようなので、竿を掛け調子の RF642B-M に持ち替えます。
タイラバはリアクションバイトを取りたいので100gにウエイトアップして、
ハリは掛け用の大きなサイズに替えました。
ここから先は常に誰かが竿を曲げている状態の連チャンモードです。
終わってみれば船中74枚の大漁となりました。
大きなサイズには恵まれませんでしたが、
パターンを明確に見つけて楽しい釣行となりました。
TackleData
Rod : TENRYU RedFlip (RF5101B-UL・RF642B-L・RF642B-M)
Reel : DAIWA ZILLION
Line : XBRAID BORNRUSH (PE 0.8号)
Leader : Seagurar GrandmaxFX (3.5号)
Lure : Head (TG 80~100g)+ ネクタイ(GAMAKATSU,START)
Hook : GAMAKATSU スーパークイック
AsistReader : GAMAKATSU カスタムフックリーダー
Angler : Staff M
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