ブリを狙って伊勢湾ジギング

 

 

先日のジギング釣行から数日後、

 

伊勢湾で青物の釣果が聞こえ初めて来ていた。

 

 

 → 前回の釣行記事 ジギングツアーに誘われて(2018年11月30日)

 

 

 

いつものお世話になっている 隆盛丸さん に予約を入れる。

 

今回は、カメラマン兼任でスタッフU君も同船する予定だ。

 

このスタッフU君。昨年のこの時期、

 

プログレッシブをヒン曲げながらも痛恨のラインブレイクをしている。

 

 → 昨年の釣行記事 2017年最後のジギングへ(2017年12月26日)

 

 

 

 

 

そのリベンジの気持ちも有って、今回の撮影釣行に挑んできた。

 

ここ数日の各船での釣果ブログを見ても、

 

ブリ級をキャッチしたとか、バラしたとか賑やかな情報が乱舞している。

 

この時期、ベイトとなるのがゼンメ(ヒイラギ)で有ることは周知の事だが、

 

どうやら今季は他のベイトも混ざっているらしい。

 

スタッフU君が集めた情報によると、太刀魚や鱚などが捕食されているとの事だ。

 

前述のゼンメの場合は、

 

スロー系ジギングで多用される扁平した形状のジグが効果的だが、

 

太刀魚や鱚をイミテートしてか、

 

ロングやセミロング形状のジグでも効果的と各船のブログでも書いていた。

 

本来のタックルなら ディープライダーJDR581B-3K とスロー系ジグが定番だが、

 

今回はロングジグやセミロングジグという選択脈も出てきた。

 

 

 

 

 

そこで今回は新たなタックルを2パターン用意してみた。

 

1つは、太刀魚パターン・ロングジグ用としてプロトタイプのグラス製ロッド。

 

2つ目は、ゼンメ・鱚パターン向けにプロトのカーボン製ロッドだ。

 

勘の良い方は分かったかもしれないが、

 

グラス製ロッドは先日のジギングフェスティバルにて公開したロッドだ。

 

気になる方は、発売中のソルトワールド誌面でチラっと出ているので確認してみて欲しい。

 

カーボン製のモデルは、今までに無いコンセプトで開発を進めているロッド。

 

詳細は明かせないが、かなり意欲的なロッドになるのは間違いない。

 

 

 

 

 

さて、釣行当日。

 

前日まで強風が吹き荒れていた様だが、予報では凪になると出ていた。

 

今までの経験上、少し荒れていた方が釣れており、

 

船長も今日は厳しいかも…と言っていた。

 

その予想は的中する事になる。

 

朝一番、最初に入るのは水深30m程の浅場だ。

 

かなりの船が集まっており、空には海鳥が回っている。

 

ロングジグを付けたロッドを手に取り、ゆったりとしたワンピッチで探っていく。

 

ベイトの気配は有るようだが、アタリが無い。

 

 

 

フォール中に違和感を感じて引き上げてみると、

 

小型の魚がスレ掛かりしており、正体はサッパ。これがベイトなのか?

 

 

 

 

 

ロッドを持ち替え、スロー系ジグが付いたロッドに持ち変えてみる。

 

ハイピッチとスローピッチを織り混ぜながら探り、

 

浅いエリアなので全層を探っていく。

 

1時間ぐらいが過ぎ、何か不安なイメージばかりが先行していたが、

 

突如私のラインが横に走り出した。明らかに魚の引きだ。

 

随分と上層で喰ってきたもんで、魚は横へ横へ走ろうとする。

 

リールを全力で巻き、フッキングを叩き込む。

 

手応えは強くないが、まずまずの抵抗をみせた。

 

 

 

 

 

一気に寄せてネットインさせたのは、ワラサ級のサイズ。

 

何とか魚の顔を拝めたので一安心だが、狙っているのはブリ。

 

気を引き締め直して次の誘いに移る。

 

集中して探りを入れていくが、そこから次のバイトまでが長かった。

 

 

 

 

 

 

船長は浅場を見切り、水深60m程にエリアを移動。

 

深い場所では太刀魚がベイトと睨んで、ここからロングジグ中心に誘う。

 

ボトム付近で魚探には反応が出ている様だが、

 

捕食者が居ないのかロッドには反応を得られない。

 

そうこうしている内に時間は流れ、昼時を過ぎた。

 

ちょっと焦りを感じはじめていたが、努めて丁寧に誘いを掛け続ける。

 

こんな時にバイトは出るもんで、

 

スタッフU君がトイレに行こうとしたその時、私のロッドにガツンと来た。

 

リールを全力で巻きフッキングを入れる…が、

 

数秒抵抗を見せただけでロッドのテンションは抜けてしまった。

 

生憎のフックオフ。バイトが浅いのか…。

 

タックルを確認し、何がいけなかったのか検証していく。

 

フックの形状、針先の鋭敏さ、アシストラインの長さ・太さ、

 

ロッドとの相性を見つけるのもアングラーが出来ることの1つだ。

 

同船者の方にもポツリポツリとアタリが有ったが、

 

交通事故的なヒットなので厳しい状況と言わざるを得ない。

 

そんな中でもバイトを引き出して行けるのは、

 

状況に合わせたバランスタックルを使えているかどうかだ。

 

結局のところ、この日はこれにて終了。

 

全体的に難しいゲームだったが、アングラーのスキルを求められる日だった。

 

バラシた魚をキャッチ出来ることが次への課題だ。

 

今回も悔しい思いをしたスタッフU君。どうやらリベンジは近い様だ。

 

その報告を楽しみに待ちたい。

 

 

 

 

 

 

TackleData

*******************

伊勢湾・青物スタンダード

Rod : JIGZAM Deeprider JDR581B-3K

Reel : #1000~1500class

Line : PE 2~3号 Leader 35~40lb

Lure : JIG 150-200g

*******************

試作品

Rod : JIGZAM Draggforce グラスモデル

Reel : #2000class

Line : PE3号 Leader 40lb

Lure : Long JIG 180-200g

*******************

Angler : Staff Funaki  &  Staff U

 

 

 

 

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