さて、この度リニューアルとなった ベイブレイズ 。
デザインを一新しただけでなく、スペックや素材・パーツに至るまで、
これからの ボートゲーム における楽しみ方を考えたモデル群に仕上げてみた。
今回は私なりのモデル別の位置付け・使い分けを語っていきたい。
【ボートシーバス向け】
私のメーンフィールドは、東京湾での シーバス 狙いが多い。
港湾エリアでは橋脚や杭などマンメイド・ストラクチャー狙いの場合と、
干潟やサーフ等の自然に形成されるポイントを広く探る場合など多岐に渡る。
そういった場所を踏まえると、最低でも2セットは船に持ち込むのがベターで、
組み合わせなど状況に合わせて選ぶようにするとゲームがより面白くなる。
下記は状況別に持ち込む一例だ。全機種を持ち込むことは無いが、
考えられるシーンに合わせて用意する様にしている。
バチ抜け or 小型ベイト + オープンウォーター → BBZ642S-LML
ショートディスタンス + 障害物周り → BBZ682S-ML
ロングディスタンス + オープンウォーター → BBZ702S-M
ロングディスタンス + 障害物周り → BBZ732S-MMH
ディープ+縦ストラクチャー + スピンテール系 → BBZ682B-MLM
ビックベイト (S字系プラグ or 大型ミノー) → BBZ682B-X
ビックペンシル & ビックベイト全般 → BBZ601B-XXX
どのモデルを使って頂いてもバットパワーは充分にあるので、
例えランカークラスがヒットしたとしても問題無くファイトは可能だ。
ただし、そこにストラクチャーなど強引なファイトを必要とする場合に合わせて
強いパワーを持たせたモデルを持ち込む様にしている。
ただ私の場合は、サイズよりも釣り味を優先している事もあり、
如何にしてヒットさせたか…など適度な縛りを持って遊んでみたりしている。
【サワラ・青物向け】
近年は湾内でも青物の釣果が目立つ様になり、
サワラ や ブリ をキャスティングで狙えることも多くなってきた。
サワラ狙い専門で出船する遊漁船も多くなったと思う。
水温なのか水質なのか、ベイトが湾奥まで入り込み捕食する魚がボイルする
状況が散発するシーンも多分に見受けられる。
そういった時に今までのシーバスタックルでは力不足な面があり、
ややパワーを強くしたタックルがあると楽しみ方が広がる。
BBZ702S-Mや、BBZ732S-MMHなどが対象機種となり、
PE1.2~2号クラス、やや大きめのスピニングリール(SW4000-SW5000番)といった
組み合わせが釣りを面白くしてくれるはずだ。
ターゲットサイズに合わせて、ラインの太さはロッドの適正内で選んで頂き、
ペンシルベイトや大型ミノーなどをボイル目掛けてキャストすると
シーバスには無い強烈なファイトを体験出来るはずだ。
【トロピカルフィッシュ向け】
GT狙いなど遠征する際に、サブタックルで持ち込むと釣りの幅が広がる。
リーフやマングローブには色とりどりの魚が沢山潜んでおり、
ライトタックルで楽しんでみるのも有りだ。
ターゲットは、カスミアジ、ミーバイ各種、マングローブジャックなど。
リーフエリアでは、BBZ732S-MMHにてペンシルベイトやポッパーなど
トップウォータープラグでカスミアジを狙うのが面白い。
マングローブエリアでは、BBZ682S-MLもしくはBBZ702S-Mといった
ややライトなモデルで小型のトップからミノープラグ、クランクベイト等にて
マングローブジャックを始め様々な魚が遊んでくれる。
ところ変われば、クイーンフィッシュやボーンフィッシュなど、
ライトタックルで狙えるターゲットは実に多くベイブレイズの守備範囲は広い。
【ライトゲームの奥深さ】
キャスティングゲームの楽しさは、自分の狙い通りに魚がヒットする事にある。
ボートシーバスのゲームも一時期に比べ安易には釣れなくなった為、
タックル設定や釣り方をアジャスト出来ることで釣果の差が出る様になった。
ゲーム性は、こういった時にこそ活きてくると思っている。
狙いを定め、タックルを厳選し、思った通りの釣りを展開したい。
今作のベイブレイズは、それに見合ったスペックに仕上げたつもりだ。
ぜひ、手に取られた方は奥深い楽しみを追求していって欲しい。
Staff Funaki
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