レイズ インテグラル ('23) RZI755S-MLM(Variable Traveler)

レイズ インテグラル ('23) RZI755S-MLM(Variable Traveler)
 

【5本継の汎用モデル】
中流域〜本流域や湖など、1本で広く遊べるロッドを考えると、
7フィート半の長さは非常に汎用性が高く遊べる範囲が広いのが特徴だ。
また、幅広い重さのルアーを使えるロッドであると更に利便性が広がる。
そして、飛行機などを利用して遠方に釣行する際は、
短く仕舞えるパックロッドは欠かせない存在と言える。。
そんなワガママを盛り込んだのが、今作であるRZI755S-MLMである。

【前作との比較】
・ブランク
 当モデルを語る上で外せないのが、
 前作でもある レイズインテグラル(RZI75MLM-4) の存在だろう。
 前作は4ピースであったことに対し、今作は5ピースとした。
 仕舞寸法は 53cm と、前作よりも7cm短く出来た事で、より持ち運びが便利になった。
・ガイド
 トップ部のサイズを、#6から#5.5に変更してシャープさを高め、
 足高のバットガイドを配置して糸抜け感を向上させている。
・グリップ
 リアグリップの長さは変えず、前作と同じ265mmとした。
 グリップエンドパーツ等をリファインしラバーキャップとなり、
 リールシートもレイズと同じ形状を採用している。

【転ばぬ先の杖】
例えば私の場合、2泊3日程度で北海道に遠征するとキャリーケースは
約40Lの容量(約60.5 × 39 × 25.5cm)のサイズに道具を詰め込んでいる。
荷物を分散させず、1つのキャリーに収納して動けるので機動力は抜群だ。
過去に荷物を宅配業者に頼んだところ(長野県から北海道に発送)、
遠征の当日に荷物が届かなかったトラブルがあった。
もし着かなかった場合の危険回避として、
荷物と一緒に動けるのが遠征釣行には重要になってくるわけだ。

【タックル設定】
7cm前後(5~10g)のミノープラグから、
5~18g程のスプーンを快適に扱えるパワーに設定している。
リールは、D社(LT2500〜LT3000番)、
S社(2500〜C3000番)を選んで頂くとバランスを取りやすいだろう。
ラインは、ナイロンライン(5~8lb)、PEライン(0.6~0.8号)が適している。
尚、リーダーは10lb(2.5号)までがトラブル無く扱える。
それ以上の太さを使う場合は、
ガイドの中には巻き込まずにキャストする様にして頂くと良いだろう。

【汎用モバイルは幅広い】
前作でもそうだったが、この長さは全国どこに持っていっても遊べてしまう。
基本はトラウト狙いとして考えたモデルではあるが、
例えば南国でのリーフフィッシングで小型の根魚(ミーバイ)狙いや、
港湾エリアでセイゴやメッキ狙いなど遊び方は幅広い。
汎用モバイルロッドは遊び方を広げ、色々な可能性に満ち溢れているのだ。
Staff Funaki

 

 

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