ジギングロッドを選ぶ際に悩むのが
星の数ほどあるロッドのうち自分に合ったモノを選べるかどうかだ。
弊社製品のジグザムシリーズにおいても3シリーズに分かれており、
その違いについて沢山の問い合わせを頂く。
簡単ではあるがシリーズ別の説明を記しておきたい。

※ バージョン3 = JZVⅢ
ディープライダー = JDR
ドラッグフォース = JDF
● シリーズの違いについて
ジグザム・ドラッグフォース(JDF)
C・N・Tを配合したブランクでシリーズ中一番ネバリが強く
ワンランク以上のパワーを持たせたシリーズだ。
地域特性によってジグの操作は様々で、
そういった特別な使い方に特化している。
よりマニアックにジギングを楽しみたい方向けとなっており、
3シリーズの中でも特化型の番手が多くラインアップしている。
ジグザム・ディープライダー(JDR)
低反発なアクションに仕上げたブランクが特徴で、
曲げ込むごとに粘りを感じられるシリーズ。
基本性能を磨きあげることで汎用性を高めた、
もう1つのフラッグシップとなっている。
ジギングをある程度経験されてきた方向けのスペックであり、
柔軟性のあるアクションを好む方向けでもある。
ジグザム・バージョンⅢ(JZVⅢ)
中弾性カーボンをメインに使ったブランクで、
使い手を選ばず、使い易さを求めたシリーズ。
JDFやJDRに比べると若干張りを強くし、
ジグの操作感をダイレクトに感じ易いのが特徴。
● 粘り強さの順
アバウトに説明すると、
JZVⅢ → JDR → JDF
中 → 強 → 剛強(当社比)
JZVⅢでも充分に粘りを感じられ、
それを越えていくのがJDRであり、JDFになる。
ヘビーユーザーの方が手放せないのは、
この粘りの違いを感じているのも1つの要因だろう。
● JDF と JDR との使い分け
ドラッグフォース JDF621S-(3,4,5)の3機種はファーストアクションとなり、
ティップでジグを操作しやすいロッドだ。
比較的水深が浅く(水深50m以内)
スイミング系のジグをキャストして横引きするような状況で使い易く、
根が荒く強引なヤリ取りが必要な時こそ粘り強さが発揮される。
ロッドでジグを操作するというより、
リーリングの中には喰わせるタイミングを
トゥイッチ程度に入れる使い方に向いている。
近いスペックのディープライダー JDR631S-3KやJDR631S-5Kなどは、
アクションがレギュラーと レギュラーファーストとなり、
ベリー部での操作をするイメージのロッドとなる。
前記のJDF3機種と比べると、やや深場での使用が向いており、
ロッドでジグを操作することに向いている。
セミロングからロング系のジグとの相性が良く、
ティップからベリー部の反発力を活かし大きくスライドさせる事が得意なロッドだ。
● JDR と JZVⅢ との違い
国内の各エリアで幅広く使える点では、
どちらでも可能と言えるかもしれない。
JZVⅢを持っていれば、大抵はカバーが出来る。
ただ、より大物とのファイトや、
一日使用したときの疲労を軽減する点はJDRが上回っていると言えるだろう。
先にも述べたがJDRは少しソフトに感じ、JZVⅢは少し張りを感じる。
これは反発力や復元力といったブランク特性であり、
好みが分かれるポイントだ。
これがベスト…といったロッドは、
フィールドの違いや使用する方の感性によって大きく変わる。
価格差だけでシリーズを選んで頂きたくない。
アクションや弾性など、よく吟味したうえで手にとって頂きたい。
所詮は遊びの道具だか、
いかにコダワリを持って遊ぶのか?
道具を気持ち良く使えるということは釣果も影響するし、
何よりも使っていて楽しいと思う。
何年たっても手放したくないロッドを選んで頂きたい。
Staff : Funaki
本文は2014年9月12日に書いた記事を改筆しました。
JUGEMテーマ:フィッシング
星の数ほどあるロッドのうち自分に合ったモノを選べるかどうかだ。
弊社製品のジグザムシリーズにおいても3シリーズに分かれており、
その違いについて沢山の問い合わせを頂く。
簡単ではあるがシリーズ別の説明を記しておきたい。

※ バージョン3 = JZVⅢ
ディープライダー = JDR
ドラッグフォース = JDF
● シリーズの違いについて
ジグザム・ドラッグフォース(JDF)
C・N・Tを配合したブランクでシリーズ中一番ネバリが強く
ワンランク以上のパワーを持たせたシリーズだ。
地域特性によってジグの操作は様々で、
そういった特別な使い方に特化している。
よりマニアックにジギングを楽しみたい方向けとなっており、
3シリーズの中でも特化型の番手が多くラインアップしている。
ジグザム・ディープライダー(JDR)
低反発なアクションに仕上げたブランクが特徴で、
曲げ込むごとに粘りを感じられるシリーズ。
基本性能を磨きあげることで汎用性を高めた、
もう1つのフラッグシップとなっている。
ジギングをある程度経験されてきた方向けのスペックであり、
柔軟性のあるアクションを好む方向けでもある。
ジグザム・バージョンⅢ(JZVⅢ)
中弾性カーボンをメインに使ったブランクで、
使い手を選ばず、使い易さを求めたシリーズ。
JDFやJDRに比べると若干張りを強くし、
ジグの操作感をダイレクトに感じ易いのが特徴。
● 粘り強さの順
アバウトに説明すると、
JZVⅢ → JDR → JDF
中 → 強 → 剛強(当社比)
JZVⅢでも充分に粘りを感じられ、
それを越えていくのがJDRであり、JDFになる。
ヘビーユーザーの方が手放せないのは、
この粘りの違いを感じているのも1つの要因だろう。
● JDF と JDR との使い分け
ドラッグフォース JDF621S-(3,4,5)の3機種はファーストアクションとなり、
ティップでジグを操作しやすいロッドだ。
比較的水深が浅く(水深50m以内)
スイミング系のジグをキャストして横引きするような状況で使い易く、
根が荒く強引なヤリ取りが必要な時こそ粘り強さが発揮される。
ロッドでジグを操作するというより、
リーリングの中には喰わせるタイミングを
トゥイッチ程度に入れる使い方に向いている。
近いスペックのディープライダー JDR631S-3KやJDR631S-5Kなどは、
アクションがレギュラーと レギュラーファーストとなり、
ベリー部での操作をするイメージのロッドとなる。
前記のJDF3機種と比べると、やや深場での使用が向いており、
ロッドでジグを操作することに向いている。
セミロングからロング系のジグとの相性が良く、
ティップからベリー部の反発力を活かし大きくスライドさせる事が得意なロッドだ。
● JDR と JZVⅢ との違い
国内の各エリアで幅広く使える点では、
どちらでも可能と言えるかもしれない。
JZVⅢを持っていれば、大抵はカバーが出来る。
ただ、より大物とのファイトや、
一日使用したときの疲労を軽減する点はJDRが上回っていると言えるだろう。
先にも述べたがJDRは少しソフトに感じ、JZVⅢは少し張りを感じる。
これは反発力や復元力といったブランク特性であり、
好みが分かれるポイントだ。
これがベスト…といったロッドは、
フィールドの違いや使用する方の感性によって大きく変わる。
価格差だけでシリーズを選んで頂きたくない。
アクションや弾性など、よく吟味したうえで手にとって頂きたい。
所詮は遊びの道具だか、
いかにコダワリを持って遊ぶのか?
道具を気持ち良く使えるということは釣果も影響するし、
何よりも使っていて楽しいと思う。
何年たっても手放したくないロッドを選んで頂きたい。
Staff : Funaki
本文は2014年9月12日に書いた記事を改筆しました。
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