久しぶりに、地元で釣りをする機会が出来た。
時間は少なく、2時間程度しか竿を振れない。
だが、結果は意外なモノが返ってきた。
所用で地元、茨城に帰ってきた。
夕方には用事は済み、
釣りにでも行こうと考えていた。
しばらく、行っていない池があった。
学生時代、自転車で通った池であった。
ターゲットはブラックバス。
当時、時代はバスブームの真っ只中。
ご多分に漏れず、私もバス一色の毎日だった。
そんな中、よく釣れた場所が今回のフィールド。
10年ぶりに訪れてみると、
当時と相変わらずの雰囲気であった。
学生の時は、何時間もかけて
自転車で通ったことを思い出した。
時期なんて関係なく、
真夏だろうが真冬だろうが
休みの度に来ていたと思う。
ポイントは、隅々まで覚えている。
あれだけ通ったのだから。
今でこそ、車ですぐに来れるが、
学生時代のパワーには呆れた。
詳しい場所は伏せるが、
灌漑用に作られた貯水池であり、
この周辺は、田んぼが広がるエリアである。
地元の方も寛大で、
釣果を聞いてくるのが珍しい。
大概、アンチ釣人のところが多く、
マナーの悪さが仇となっていることが多い。
ここを訪れている方たちのマナーが良いので
池で釣りをさせいて頂けているのだろう。
さて、実釣。
状況を探るため、
巻物系のルアーを中心に投げてみる。
とりあえず、一周してみたが・・・
居るのは、ヒキガエルばかり。
いきなり草むらから飛び出して、
水中に飛び込むのだから
心臓に悪くて仕方ない。
日が傾いてきた。
時間も無いので、
別の池へ移動してみる。
同じような池が何個も点在するエリアなので、
移動は車で10分ほどだ。
状況は、前の池よりウィードが無いということ。
リップレス クランクを投げていたが、
どうも反応が無い。
水温が高く、追いきれていないのかもしれない。
当日も9月中旬とは思えない、
夏日であった。
水の循環が少ないエリアだけに、
魚の活性は低いと思える。
ルアーのスピードをスローダウンし、
シャロークランクを投げてみた。
答えは、すぐに出た。
20cm程のサイズが釣れた。
10年ぶりに釣った。
霞ヶ浦や琵琶湖などあちこちで、
バスを狙っているが、
何か感慨深いモノがあった。
2匹目のドジョウをと、
その周辺を何度も通してみる。
先ほどとは、別の重みが乗った。
重量感があった。
躊躇せず引き抜いてみた。
意外とデッカイ・・・。
50cm程だったろうか。
サイズ云々よりも、
昔、釣った個体の遺伝子が、
今でも残っていた事が嬉しかった。
この一匹を最後に、
その日を終わりにした。
Tackle Data
Rod : MI67B-M
Real : Calcutta 100XT
Line : MI207N 16lb
Lure : Woodream #1/0
Angler : Staff F
久しぶり

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