3日目
この日は別の川へ行くことに。
前日の夜に合流したお二人と一緒に
3人のパーティで川を釣りあがった。



初めは一抹の不安があったものの
幾つかの堰堤を越えてからは
数えきれない程の魚が飛び出した。
一切放流などない天然の魚達。
私は前日テンカラで遊んだので、
ルアーロッドをメインに竿を振った。
お二人は、テンカラとルアーを交互に
釣りあがっていく。





いくら北海道でも7月になると気温は高く、
日が高くなる度に汗が噴き出してきた。
こんな日は少しでも快適に遊ぶのに、
ゲータースタイルが気持ち良い。
中まで濡れてしまうのが前提だが、
足に適度な水温を感じながら歩くと、
自然と一体になった気分になる。

3時間ほど登っただろうか、
釣果は充分過ぎるほど得られた。
使っていたミノーのフックは、
フロントにシングルフック1本だけに変えた。
トレブルフックを前後に付けると、
『掛かり』は多いかもしれないが、
ゲーム性を優先して自制した。
狙ったポイントに1投で決め、
理想の誘いで魚にスイッチを入れる。
喰い損ねた魚は深追いをさせず、
一端元の位置まで戻ったことを確認して、
次のキャストでバイトさせる。
フック1本だから、深いバイトを得られないと
バレに繋がってしまうからだ。
この駆け引きが堪らない。


川は淵と瀬を繰り返し、私たちは上流へ進む。
最後に辿り着いた場所は、
落差10m程の滝壺となっており、
かなり大きな淵となっていた。

ここを最後に折り返しにする予定。
スレさせないように交代で探る。
疑似餌など見たことなかったのか、
我先に先を争ってバイトしてきた。
不思議なことに、スプーンやスピナーには
見向きもされない。ミノーだけにバイトが続く。



一通り遊んだところでストップフィッシング。
ここからは下山するだけだ。
使っていた クレイドル を仕舞い
背負っていたバックに押し込む。
帰りは藪を掻き分けて林道を歩く。
こんな時は両手がフリーになった方が楽だ。
途中、ロープを使って登り降りすることも考えると、
パックロッドは必須だと思う。
草丈は人より高く、前も思うように見えない。
前日のこともあって爆竹で僕らの位置を伝えながら、
慎重に藪の中を進んだ。
1時間ほど藪の中を歩いて入渓点まで戻れた。
この日の結果は前日以上だった。
3人で数えきれない程の魚と遊んだ。
大満足だ。
…が、それでは終わらない。
宿に戻ると皆が戻っていた。
そして、F氏に誘われて2ラウンドへ。
近くを流れる川を探ってみることに。
タイムリミットは2時間ほど。
ここではテンカラ竿を振った。
水面を流しても反応が無く、
逆毛バリを付けて貰い、
やや沈めて水中を探ってみる。
これが功を奏し、次々と魚が出て来てくれた。
時間が無いので良いポイントだけ狙ったが、
じっくり狙ったら何匹釣れたのだろう…?
満足を越え、放心に近い感覚だった。
宿に帰って温泉。そして宴会。
酒の肴に釣り談義。
最高の時間が流れていく。
もう残された時間は少ない。
続く
TackleData
【TENKARA】
Rod : TENRYU TENKARA FURAIBO TF39
Line : Fluoro 16lb(5m) & Nylon 6lb(1.5m)
Fly : 特製毛鉤(Special TENKARA Fly)
【Lure】
Rod : Cradle(改) CD50UL-4
Reel : #500class
Line : MI207N 4lb
Lure : Woodrem Arbor 5-7cm
ぷらぐ屋工房 5-6cm
LureStadioYAMATO 5cm
Ray Tune 5cm
Wear : AnglersDesign Wetgaiters
AnglersDesign AdvanceWadingShoes
Other : 熊鈴 & 爆竹(多数)
Angler : Staff Funaki
JUGEMテーマ:フィッシング
この日は別の川へ行くことに。
前日の夜に合流したお二人と一緒に
3人のパーティで川を釣りあがった。



初めは一抹の不安があったものの
幾つかの堰堤を越えてからは
数えきれない程の魚が飛び出した。
一切放流などない天然の魚達。
私は前日テンカラで遊んだので、
ルアーロッドをメインに竿を振った。
お二人は、テンカラとルアーを交互に
釣りあがっていく。





いくら北海道でも7月になると気温は高く、
日が高くなる度に汗が噴き出してきた。
こんな日は少しでも快適に遊ぶのに、
ゲータースタイルが気持ち良い。
中まで濡れてしまうのが前提だが、
足に適度な水温を感じながら歩くと、
自然と一体になった気分になる。

3時間ほど登っただろうか、
釣果は充分過ぎるほど得られた。
使っていたミノーのフックは、
フロントにシングルフック1本だけに変えた。
トレブルフックを前後に付けると、
『掛かり』は多いかもしれないが、
ゲーム性を優先して自制した。
狙ったポイントに1投で決め、
理想の誘いで魚にスイッチを入れる。
喰い損ねた魚は深追いをさせず、
一端元の位置まで戻ったことを確認して、
次のキャストでバイトさせる。
フック1本だから、深いバイトを得られないと
バレに繋がってしまうからだ。
この駆け引きが堪らない。


川は淵と瀬を繰り返し、私たちは上流へ進む。
最後に辿り着いた場所は、
落差10m程の滝壺となっており、
かなり大きな淵となっていた。

ここを最後に折り返しにする予定。
スレさせないように交代で探る。
疑似餌など見たことなかったのか、
我先に先を争ってバイトしてきた。
不思議なことに、スプーンやスピナーには
見向きもされない。ミノーだけにバイトが続く。



一通り遊んだところでストップフィッシング。
ここからは下山するだけだ。
使っていた クレイドル を仕舞い
背負っていたバックに押し込む。
帰りは藪を掻き分けて林道を歩く。
こんな時は両手がフリーになった方が楽だ。
途中、ロープを使って登り降りすることも考えると、
パックロッドは必須だと思う。
草丈は人より高く、前も思うように見えない。
前日のこともあって爆竹で僕らの位置を伝えながら、
慎重に藪の中を進んだ。
1時間ほど藪の中を歩いて入渓点まで戻れた。
この日の結果は前日以上だった。
3人で数えきれない程の魚と遊んだ。
大満足だ。
…が、それでは終わらない。
宿に戻ると皆が戻っていた。
そして、F氏に誘われて2ラウンドへ。
近くを流れる川を探ってみることに。
タイムリミットは2時間ほど。
ここではテンカラ竿を振った。
水面を流しても反応が無く、
逆毛バリを付けて貰い、
やや沈めて水中を探ってみる。
これが功を奏し、次々と魚が出て来てくれた。
時間が無いので良いポイントだけ狙ったが、
じっくり狙ったら何匹釣れたのだろう…?
満足を越え、放心に近い感覚だった。
宿に帰って温泉。そして宴会。
酒の肴に釣り談義。
最高の時間が流れていく。
もう残された時間は少ない。
続く
TackleData
【TENKARA】
Rod : TENRYU TENKARA FURAIBO TF39
Line : Fluoro 16lb(5m) & Nylon 6lb(1.5m)
Fly : 特製毛鉤(Special TENKARA Fly)
【Lure】
Rod : Cradle(改) CD50UL-4
Reel : #500class
Line : MI207N 4lb
Lure : Woodrem Arbor 5-7cm
ぷらぐ屋工房 5-6cm
LureStadioYAMATO 5cm
Ray Tune 5cm
Wear : AnglersDesign Wetgaiters
AnglersDesign AdvanceWadingShoes
Other : 熊鈴 & 爆竹(多数)
Angler : Staff Funaki
JUGEMテーマ:フィッシング
コメント