そろそろ本州の各河川では、トラウトの禁漁期が近づいている。
オフシーズンになると来期に向けて色々と考えを巡らせる様になってくるが、
さすがに何か釣りに行きたくなるのがアングラーの性というもの。
オフシーズンでも遊べるとしたら、エリアフィッシングの選択も有りだ。
弊社では以前に『エリアス』や『スファーダ』といったエリア向けの
シリーズをリリースしていたが、10年程前に最後の生産を終えている。
その数年後、ネイティブトラウト向けのシリーズとして、
『レイズ』を発表するとエリア向けのロッドも欲しいとの声も有った。
そこで発表したのが、今回の新作『レイズ・オルタ』だ。
先日、その実釣取材で山梨県のベリーパーク・フィッシュオン鹿留さんを訪れた。
(写真はフィッシュオン鹿留さんのブログより拝借)
アングリングファン11月号(9月21日発売予定)の記事で、
『大人の休日』と銘打った題名で短期連載で出演させて頂いている。
オルタの開発ストーリーなどを実釣を踏まえながら紹介していこうという内容で、
僕らが普段遊んでいるスタイルを包み隠さず記事にして頂いた。
興味のある方は、今月発売の誌面をご覧頂きたい。
僕らのスタイルは古参のアングラーには懐かしく、
若いアングラーには目新しく映るのではないだろうか。
最新のロッドやリールを使うが、ルアーはオールドを選んでみたり、
そのフィールド(エリア)のレギュレーションの範囲内で面白い事だけを求めている。
もちろん流行のルアーも使うし、古いタックルだけに固執するつもりもない。
沢山釣りたいし、大きい魚も釣りたい。
でもスタイルにはコダワリたいだけだ。
以前に書いた小言を思い出した。
→『大物or美魚 それとも?』(2012年7月26日掲載)
「初めは数。そして大物。そのうち美魚。最後に出会い方。 」
昔教えられた事が、何となく解りかけてきている様な気がする。
焦って釣りをしていた時期も有るけど、
目前に沢山の魚が居るのなら、自分の時間で遊べれば良いと感じている。
思い出に残る釣りは、たぶんストーリーがあると思う。
近道を見つける釣りではなく、スタイルを重視した遠回りが良いかもしれない。
そんな釣りを好む方にオルタを使って頂きたい。
Staff Funaki
JUGEMテーマ:フィッシング
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