太平洋から日本海へ


 

試作ロッドが沢山有った。
 
新しく立ち上げようと考えているブランドや、
 
既存シリーズの追加機種であったり。
 
テストをするべく、太平洋と日本海を駆け回っている。
 
先日、太平洋側でお世話になったのは、
 
三浦半島の秋谷漁港から出船する『清四郎丸』さん。
 
キハダのキャスティングゲームでは、
 
予約が取れないほどの人気船だ。
 
キハダの予兆が残っていれば
 
キャスティングも視野に入れていたが、
 
この日はマグロが跳ねることなくジギングで五目釣り。
 
10月後半ではあったが、
 
この日の陽気は夏に戻ったかの様な暑さ。
 
遥か南方にある台風の影響なのかもしれない。
 
とりあえず、気になっているテスト品を試していく。
 
試作ロッドにリールやライン、
 
ジグを少しづつ変化させながら違いを確認する作業がメイン。
 
とても地道で地味だが、こういった積み重ねが重要だ。
 
垂直にジグを引くか、
 
横にジグを引くかでシャクリ易さが変わっていく。
 
長さと調子(アクション)、硬さによっても大きく左右される。
 
だから色々な場所でテストする必要が有るわけだ。
 
さて気になる釣果だが、
 
サワラを1本と根魚を数匹キャッチして納竿となった。
 
船長達と会食後は、日本海へ向けて車を走らせる。
 
いったん神奈川から長野へ戻り、
 
スタッフHと合流後に福井県を目指す。
 
運転をH氏に預け仮眠を取った。
 
流石に人間は寝ないと駄目らしい。
 
寝なくて良い体が欲しいと思った瞬間だった。
 
翌日は敦賀港から出船する『ブルーズ』さんに乗船。
 

青物の気配が有るようで、
 
前日は荒れた天気ながらも好調だったらしい。
 
こんな事を聞くと眠気なんて飛んでしまった。
 
青物を意識したタックルを中心に試してみたい道具を用意する。
 
前日は船を立ててくれたので垂直に落とせたが、
 
日本海はドテラ流しが基本で斜めにラインが入ることを意識し
 
それに見合ったタックルと攻め方が必要だ。
 
ソナーには底付近に感度が出ている様で、執拗に探っていると誰かに当たる。
 

何度かヒットとバラシを繰返し、ワラサ級を2本キャッチ出来た。
 
微調整を繰り返しているモデルや今回OKを出せたモデルなど、
 
開発中のロッドが目白押しだ。
 
まだ全てをお伝えできないが、
 
近日中に新シリーズの詳細をお伝えしていきたい。
 
TackleData
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Rod : HORIZON Progressive (Proto type)
Reel : SOLTIGA 10H , RYOGA 2025
Line : PE1.2~1.5 & Leader 20~30lb
Lure : JIG 100~250g
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Rod : JIGZAM (Proto type)
Reel : Twinpower SW8000PG
Line : PE3 & Leader 40lb
Lure : JIG 100~200g
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Angler : Staff Funaki

 
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