以前に ヴォルテックス が出来るまでの経緯を紹介したので
→ 新生ヴォルテックス(前回ログ)
今回は機種別に詳細を紹介してきたい。

前作との違いから説明すると、
ヘビーリグのキャストや魚を根から引きずり出すなど
ラフな使用が考えられるため強度は落とさず
バランスを改善することによって、
軽く強いロッドに仕上げる考えだ。
ガイドも小口径のKガイドに変更し、モーメントの改善と
軽量化による感度アップにもなった。
ただし、小口径といっても
フロロラインとPEライン両方を扱えるガイド径に設定してある。
グリップも前作よりも細身のモデルになった。
さて、各機種の説明といこう。
RV71B-HH (Sonic Hooker)
近距離でのパワーファイトとボートでの取り回し、
そして瞬間的なフッキング性能を求めたモデルだ。
バスロッドのMagnaImpact MI71B-HHをベースに、
ショートバイトへの対応出来るソフトティップへ変え、
生い茂ったウィードの中からでも強引なファイトが出来るように
肉厚でネバリを重視したブランクへ仕上げた。
このネバリを出すと必然的に重いブランクになるが、
ガイドサイズとグリップ形状でバランスを整えた。
イメージしたフィールドは、
オカッパリでは漁港のテトラ帯と生い茂った藻場。
オフショアなら急深の岩礁帯やバース周りなど、
ピンポイントに打ち込み、積極的に掛けていくのが信条だ。
唯一グリップ脱着のモデルであり、
ロッドを仕舞う長さを考慮しながらも、
感度とパワーを両立できることを考えてデザインしている。
RV78B-HH (Rock Versatile)
旧モデル RV78BC-H の正統後継機種。
前作より少し重ためのリグ(1オンス程)を使い易くするため、
パワーをワンランク引き上げている。
全国のフィールドで様々な条件下でも、
バーサタイルに扱える機種としたかった。
北海道や東北エリアなら大型のアイナメ。
北陸や山陰エリアなら大型キジハタ(アコウ)。
海外なら10lbクラスのグルーパー全般が狙い目だ。
どこでも良い仕事をこなし、
個性豊かなシリーズの主軸となるアイテムとした。
RV85B-HH (Gori maki)
バーサタイル性能を求めたRV78B-HHをベースに、
遠投性能を引き上げた結果生まれた機種。
名前の通り『ゴリ巻き』仕様であり、
遠投して沖の根から強引に魚を引き出し、
常にアングラー側へ主導権を握ることが出来る。
遠投での最長飛距離はRV91S-Hに譲るとして、
やはり人が探れていないポイントで遠投し、
パワーを重視したいフィールドを想定している。
沖に広がる様々なヘビーカバーを攻略出来るアイテムだ。
RV76S-ML (Light Swimmin')
ライトでありながらパワーを持たせたモデル。
港湾エリアや地磯などで軽量なリグで遊べ、
オフショアではシャローエリアに点在するウィード間を
ジグヘッドリグなどで効率よく探ることが得意。
ティップはソフトでありながら、
ウィードを適度に切れる絶妙なパワーに設定。
バットは2~3kgクラスでも余裕をもって対処できる
ネバリを重視したパワーを持たせた。
まさにライト&タフなアイテムだ。
使い方によっては、
フラットフィッシュなど様々なターゲットと遊んでみたい。
RV78S-H (Heavy Swimmin')
同じレングスのベイトタイプRV78B-HHとは両極の機種。
こちらは繊細さを求め、スイミング系のリグと相性が高い。
根の中よりも上に付く習性のハタ類には、
根の直上をスイミングさせると良い場合が多い。
深いエリアなどでヘビーリグを繊細に操作でき、
スイミングを意識した使い方に特化させている。
前作 RV78SP-H と同じアクションを引き継いでいるが、
ブランクをアンサンドになり、小口径ガイドを採用したことで
シャープさと感度が高めることが出来た。
繊細な操作とパワフルさを兼ね備えた
バーサタイルスピンに仕上げている。
RV91S-H (Exceed shot)
最後に行き着くのは、誰もが攻めたことないエリアを狙うこと。
飛距離を出すには細いラインとスピニングタックルが最も有効で、
遠くへアプローチ出来れば多くのアドバンテージを取れる。
エギングロッドのGC96MHをベースに、
リグの操作性とロックフィッシュ向けのパワーに改良した。
しかし遠投でのウィークポイントは、
ラインの角度が付き過ぎてしまい、根掛かりが多発しやすいことだ。
ソフトすぎるティップは根を交わし難いことから、
ティップには適度な張りを持たせ、遠投性能をあげるため
ブランクのしなりを活かしたレギュラーアクションに仕上げている。
各モデルともコアなモデルばかりだが、
全てはフィールドで叩き上げたシリーズであり、
ロックフィッシュ愛好者へ捧げる自信作となった。
2015年4月末頃リリース予定。ぜひお楽しみに。
JUGEMテーマ:フィッシング
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今回は機種別に詳細を紹介してきたい。

前作との違いから説明すると、
ヘビーリグのキャストや魚を根から引きずり出すなど
ラフな使用が考えられるため強度は落とさず
バランスを改善することによって、
軽く強いロッドに仕上げる考えだ。
ガイドも小口径のKガイドに変更し、モーメントの改善と
軽量化による感度アップにもなった。
ただし、小口径といっても
フロロラインとPEライン両方を扱えるガイド径に設定してある。
グリップも前作よりも細身のモデルになった。
さて、各機種の説明といこう。
RV71B-HH (Sonic Hooker)
近距離でのパワーファイトとボートでの取り回し、
そして瞬間的なフッキング性能を求めたモデルだ。
バスロッドのMagnaImpact MI71B-HHをベースに、
ショートバイトへの対応出来るソフトティップへ変え、
生い茂ったウィードの中からでも強引なファイトが出来るように
肉厚でネバリを重視したブランクへ仕上げた。
このネバリを出すと必然的に重いブランクになるが、
ガイドサイズとグリップ形状でバランスを整えた。
イメージしたフィールドは、
オカッパリでは漁港のテトラ帯と生い茂った藻場。
オフショアなら急深の岩礁帯やバース周りなど、
ピンポイントに打ち込み、積極的に掛けていくのが信条だ。
唯一グリップ脱着のモデルであり、
ロッドを仕舞う長さを考慮しながらも、
感度とパワーを両立できることを考えてデザインしている。
RV78B-HH (Rock Versatile)
旧モデル RV78BC-H の正統後継機種。
前作より少し重ためのリグ(1オンス程)を使い易くするため、
パワーをワンランク引き上げている。
全国のフィールドで様々な条件下でも、
バーサタイルに扱える機種としたかった。
北海道や東北エリアなら大型のアイナメ。
北陸や山陰エリアなら大型キジハタ(アコウ)。
海外なら10lbクラスのグルーパー全般が狙い目だ。
どこでも良い仕事をこなし、
個性豊かなシリーズの主軸となるアイテムとした。
RV85B-HH (Gori maki)
バーサタイル性能を求めたRV78B-HHをベースに、
遠投性能を引き上げた結果生まれた機種。
名前の通り『ゴリ巻き』仕様であり、
遠投して沖の根から強引に魚を引き出し、
常にアングラー側へ主導権を握ることが出来る。
遠投での最長飛距離はRV91S-Hに譲るとして、
やはり人が探れていないポイントで遠投し、
パワーを重視したいフィールドを想定している。
沖に広がる様々なヘビーカバーを攻略出来るアイテムだ。
RV76S-ML (Light Swimmin')
ライトでありながらパワーを持たせたモデル。
港湾エリアや地磯などで軽量なリグで遊べ、
オフショアではシャローエリアに点在するウィード間を
ジグヘッドリグなどで効率よく探ることが得意。
ティップはソフトでありながら、
ウィードを適度に切れる絶妙なパワーに設定。
バットは2~3kgクラスでも余裕をもって対処できる
ネバリを重視したパワーを持たせた。
まさにライト&タフなアイテムだ。
使い方によっては、
フラットフィッシュなど様々なターゲットと遊んでみたい。
RV78S-H (Heavy Swimmin')
同じレングスのベイトタイプRV78B-HHとは両極の機種。
こちらは繊細さを求め、スイミング系のリグと相性が高い。
根の中よりも上に付く習性のハタ類には、
根の直上をスイミングさせると良い場合が多い。
深いエリアなどでヘビーリグを繊細に操作でき、
スイミングを意識した使い方に特化させている。
前作 RV78SP-H と同じアクションを引き継いでいるが、
ブランクをアンサンドになり、小口径ガイドを採用したことで
シャープさと感度が高めることが出来た。
繊細な操作とパワフルさを兼ね備えた
バーサタイルスピンに仕上げている。
RV91S-H (Exceed shot)
最後に行き着くのは、誰もが攻めたことないエリアを狙うこと。
飛距離を出すには細いラインとスピニングタックルが最も有効で、
遠くへアプローチ出来れば多くのアドバンテージを取れる。
エギングロッドのGC96MHをベースに、
リグの操作性とロックフィッシュ向けのパワーに改良した。
しかし遠投でのウィークポイントは、
ラインの角度が付き過ぎてしまい、根掛かりが多発しやすいことだ。
ソフトすぎるティップは根を交わし難いことから、
ティップには適度な張りを持たせ、遠投性能をあげるため
ブランクのしなりを活かしたレギュラーアクションに仕上げている。
各モデルともコアなモデルばかりだが、
全てはフィールドで叩き上げたシリーズであり、
ロックフィッシュ愛好者へ捧げる自信作となった。
2015年4月末頃リリース予定。ぜひお楽しみに。
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