九州の倉永氏からのレポートです。
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ある日のこと、
天龍スタッフブログを見ていると爽やかな清流の中で
良型のイワナやアマゴを連発している記事があった。
実にうらやましい!
近年はソルトゲームが9割を占め、
今年にいたってはトラウト釣行に一度も足を運んでいない。
澄み切ったフレッシュウォーターで繊細なゲームをしたい。
すっかり触発された私は
引き出しにしまっていたトラウト系のルアーを引っ張り出した。
私が住む宮崎は一部の地域にイワナや大ヤマメが生息しているが、
ポイントは自宅から車で片道3時間を要する山頂付近で
軽い気持ちで出かけるにはちょっと遠すぎ(汗)なのである。
というわけで結論としては近場のニジマスに癒しを求めることにした。
この河川は田んぼに囲まれた里川で、
岸際は竹や葦に囲まれており川幅は非常に狭い。
ここで使用するのは レイズ53UL―BC である。
このロッドは何度もブログで紹介されている通り、
アキュラシーやルアーの操作性は折り紙つき!
細かく言えばキャスト時はバットからベリーのブレが少なく、
ピンポイントを狙い通りに打ち込むことができる。
そしてミノーのトゥィッチなどのアクション時は柔軟で
しなやかなティップがソフトで
ナチュラルな動きをミノーに吹き込んでくれる。
このような小場所ではアングラーの望む
最高のパフォーマンスを見せてくれるロッドである。
ポイントに到着し、最下流からゆっくりと釣り上がる。
当日は軽い増水状態で通常時とは狙うポイントが違っている。
瀬からの駆け上がりや流れ込みなど丁寧に叩いていくが
小型のニジマスとカワムツのみ。
しばらくすると川が直角にカーブしたポイントに差し掛かった。
流れの速い流芯部分にミノーをキャストし
ドリフトさせながら狙いの駆け上がりに送り込む。
そしてリトリーブすると同時に軽いトゥィッチを入れた瞬間、
勢いよくロッドが絞り込まれた。
流れに乗ってドラグを引き出す!
20m程下流で水飛沫が上がり水面を叩いている!
フックが心配であったため時間をかけてランディング!
予想をしていたサイズは下回ったが、満足のいく46cmであった。
その後は雨が降り出し納竿となったが、
久々のトラウトゲームで改めて学ぶこともあり収穫の多い釣行であった。
kuranaga
Tackle Data
Rod : Rayz RZ53UL-BC
Reel : Revo LTZ
Line : Fluoro 4lb
Lure : PUA
Drifttwicher
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