高知県の某所、私達は暗闇の中でキャストを続けていた。
冬の気配が近づいていたが、
その晩は南の風が吹きレインウェアを着込む程度で過ごせている。
夕刻からポイントに入り、おそらく回遊してくるだろうと思うコースに
そのタイミングが来るまでルアーを投げこんでいた。
人間の集中力ってのは30分が限界と言われ(自分だけだと思うが…)
同じところでは投げることに飽きてきたので
歩きながらポイントの周辺をウロウロしながら探り始めた。
同行したスタッフMと会話していると、捕食音が聞こえたようだ。
話に夢中になっていた私は聞こえなかったが、
手を思いっきり叩いたような破裂音が聞こえたという。
そう、アカメの捕食音だ。
その晩はそれっきり。でも近くには居たようだ。
波っ気もなく、穏やかな海面が続く湾内だが、
このどこかに怪物級と呼ばれるサイズが潜んでいる。
そんな事を考えると、実に夢のあるフィールドだ。
いつか出会う事があるだろうターゲットに敬意を表しフィールドを後にした。
…とカッコ良く書いてみたが、結局はボウズで帰ったという報告(笑)
次こそはキャッチしてみたい。
TackleData
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Rod : SWAT SW88H-BC
Reel : #200class
Line : PE4号 & Leader60lb
Lure : BigBait 60~100g
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Rod : SWAT SW92M
Reel : #3000class
Line : PE1.5号 & Leader35lb
Lure : MinnowPlug 12cm
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Angler : Staff M & Funaki
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