BRIGADE Grace C・N・T GC109MHをお持ちの方へ、
あと一伸び飛距離を出すためのアドバイスを致します。
一般的にラインを細くすれば、
簡単に飛距離は伸びますが、あまり細いモノを使うと
キャスト切れやシャクリ切れが伴います。
ましてフルキャストを行えば、
ラインへの負荷は大きくなるばかりでしょう。
したがって、メインラインはPE0.6以上をお薦めします。
リーダーもメインラインと同じく負荷を考えると、
フロロ2号以上が望ましいです。
さて、ここまでは
普通のエギングタックルとして考えられます。
ですが、Graceユーザーならもう一歩先に進みます。
フルスイングで振りきろうと思うと、
リーダーとメインラインとの接合部に負荷が生じます。
太さの差が大きいほど切れやすくなります。
そこで『チカラ糸』の出番となります。
サーフでの投げ釣りをする方ならご存じでしょう。
太い部分から段々と細くなっていくテーパー状のラインで、
キャスト切れを防ぐ役割を担います。
しかし、エギングのリーダーは太くても3号程度と考えると、
3~0.6号といったチカラ糸が有りません。
しかし、テーパーになる必要はなく、
2号程度のPEラインをリーダーとメインの間に接続すれば
充分となります。長さは2~3m有れば良いでしょう。
(PE同士の接続は電車結び。PE同士は抜けやすいのでハーフヒッチの処理は必須です。)
細いラインを使うため、
フィンガーガードも有れば良いでしょう。
過去に痛い思いをしているので…ご使用することを強くお薦めします。
タックルは、これで万全と言えるでしょう。
最後にキャストフォームです。
このロッドの場合、
コンパクトに振ろうと思うと逆効果となります。
垂らしは長く取り、
大きく振りかぶってスイングした方が飛距離を伸ばせます。
ルアーロッドの場合、
一般的には右人差し指にラインを掛けるなら、
左手でグリップエンドを引き付けるようにして
ロッドを曲げこんで行くのですが、
それはコンパクトなスイングを求めた場合です。
更なる飛距離を求めるなら、
エンドを持つ手(左手)は固定して、
逆の手(右手)を押し出すようにします。
また、体の捻りも同時に行います。
かなりの鍛練が必要になりますが、
驚くほど飛距離が伸びる様になります。
これは遠投競技の選手の方に教えて頂いたことです。
ロッドこそ違いますが、基本は同じです。
ぜひ実践してみて下さい!
Staff
: Funaki
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