前回の記事から1ヶ月が過ぎた。相変わらず天竜川参りを続けている。
週末ごとにフィールドに繰り出していると、自然の変化を肌で感じられる様になってきた。
まだ朝晩こそ冷えるが、陽が上ると暖かく感じられる。
所々に若草が芽生え、日中には羽虫がチラホラと飛び出しており川辺は早春の様相だ。
→前回の釣行記 『雨の解禁日』2020年2月27日
3月半ば、PV撮影でトラウトを狙うことになっていた。
前々日に下見を兼ねて、上流域から舐めるようにポイントを見て回ったが、
各所にアングラーが多く思った様に入れる場所は少ない。
少し前に纏まった雨が降り、一時は水量が平水の倍まで増えたが、既に元の水量に戻っている。
増水で魚が上ってきているのを期待したいところだ。
ロケ当日、集合した時の気温はマイナス4度。
朝のうちは北風だが、午後から南西の風が強くなる予報。
釣り易い午前中に決着を着けたいところだ。
キャストを開始すると、水滴が凍ってロッドにラインが貼り付いてくる。
水温は7度。水質は笹濁り程度だ。
初めのポイントは、雰囲気は有ったが反応が無かったので次へ移動。
少し深みがあるトロ場と瀬が絡む場所に入って間もなく、ドンっと重い感触。
何か変だな?と思っていたら、ラインが急に上流に走り出す。
レイズが限界まで曲がり、ラインが鳴き始めた。
あぁ、鯉のスレだ…。
しばらくのやり取りの末、浅場に誘導してカメラマンにネットで頭を押さえ込んで貰った。
よくタックルが持ち堪えてくれたもんだ。
RZ6102S-LMLで、1m越えをキャッチ出来た(苦笑)
場が荒れてしまったので、次のポイントへ。
スイカ位の岩が点在する瀬を、6cmのミノーで探っているとピックアップ寸前にバイト。
惜しくもバレてしまったが、銀色に見えたので虹鱒かアマゴだろう。
再度入り直し、丁寧にトゥイッチしているとグンっときた。
クネクネとしたファイトを見せたのは、ナイスプロポーションの岩魚だった。
鯉しか釣れなかったらどうしようと、不安が過っていたが何とか結果が出せて一安心。
昼食を挟んで本命のポイントに入ったが、予報通り南西の風が強くなってきた。
遠投が必要だったので、ロッドをRZ772S-MLに持ち替えている。
太い流れが収束して、また開ける瀬と流れ込みが絡んでいる。
ヘビーウェイトのミノーを投げても風で押し戻される。
本命ポイントを暫く流したが全くの無反応。
風も強いので、この日は納竿とした。
この日の模様は、PVが出来上がったらお見せしたい。お楽しみに。
あっ…ちなみに鯉は写っていません(笑)
【TackleData】
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Rod : Rayz RZ772S-ML
Reel : STELLA C3000
Line : Nylon (5lb)
Lure : ぷらぐ屋工房(6-7cm)、ウッドリーム(7cm)
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Rod : Rayz RZ6102S-LML
Reel : STELLA C3000
Line : Nylon (5lb)
Lure : ぷらぐ屋工房(6cm)、ウッドリーム(5cm)
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Angler : Staff Funaki
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