フランスから来た御大は、スモールマウスバスを釣ったことが無いと言う。
それなら野尻湖に行って釣りましょう!って事になった。
フランスにはラージマウスバスは居るらしいが、
スモールマウスバスは自然には棲息して居ないらしい。
丁度、新型ルナキアが完成した所だったので、
ルナキアをスモールマウスバスでも通用するか試してみようとなった。
時期は7月の中旬、サマーシーズンとなり
魚は超シャローか超ディープのどちらかに居る頃だ。
前日まで降り続いていた大雨で水位は満水近く、
連日猛暑が続いた後の大雨だった為に、魚がどう動いたか読みにくい。
とりあえず定番ポイントで、魚を探しながらの釣りになりそうだ。
バスボートは、いつもお世話になっている吉野屋さんにてお借りした。
近況を聞くと、ディープの方が安定した釣果が出ているとのこと。
ボート小屋で、野尻湖で釣れているチュージグとソフトベイト分けて貰った。
出船前に練習で釣り方をレクチャーすると、ミニマムが数匹遊んでくれた。
これは期待できるか!?ちょっとだけ期待を胸に出船。
とりあえず、有望なエリアを探ってみる。
連日猛暑が続いていた頃だが、当日は曇りでヒンヤリしていて涼しい。
時々、にわか雨が降るが気になる程ではなく半袖のままでも居られる。
何カ所かポイントを回ったが、バイトどころか魚の気配すら無い。
どうしたことか?このままでは御大は桟橋での釣果で終わってしまう…。
岬エリアを何カ所か巡ったが、想定していた深さには居ない様だ。
同船していたU氏が、思いつきで水深20mのエリアに向かってキャストを始めた。
バイトを得られなかった様で、ルアーをピックアップしていると何やら騒いでいる。
水中を覗くと、明らかにデカい魚がチェイスしてきていた。
吉野屋の主人に分けて貰った、ジグとソフトベイトに反応した様だ。
すぐさま皆で探るが、そう簡単にはバイトしてくれない。
ボートポジションを更に沖に移し、水深20mのエリアを探ってみる。
先に掛けたのはスタッフUだった。
試作のルナキア(7ftクラス)が絞り込まれる。なかなかのサイズの様だ。
ランディングが成功すると、船上はお祭り騒ぎだ。
どうやら水面から5~6m辺りにサスペンドしているらしく、
ルアーをキャストして、カーブフォール時に喰わせたとの事。
同じ様に探ってみると、次は御大が掛けた。
こちらも Good Size! ルナキアが気持ちよく曲がっている。
体がデカいから魚が小さく見えるけど、
初めての野尻湖で、このサイズなら納得ではないだろうか?
この日は早めに帰らないといけないので、
この魚を最後にストップフィッシング。
難しかったけど、充実したゲームを堪能した一日だった。
TackleData
Rod : Lunakia (7ft class prototype)
Reel : #2000class
Line : 5lb class
Lure : JIG(5-7g) & Softbait
Angler : Ultimate Fishing President
TENRYU Staff U & Staff Funaki
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