ディープライダー解読書

 

 

ジギング人気の影響かジグザムの問い合わせが後を絶たない。

 

ディープライダー(以後JDR)について質問も多く、

 

今回は質問の多い内容とその回答を掲載していきたい。

 

 

 

 

Q1. 新旧の違いが知りたい

 

簡単に分けると『アクションの変更』と『パーツの変更』である。

 

アクションは極端に変更した訳ではないが、

 

全体的にスムースに曲がるアクションとし、バットを若干強化している。

 

そのため旧作と比べると少し柔らかく感じ、

 

曲げ込むことでシリーズが誇る復元力を感じられる様になった。

 

ただし、番手によってバットを強化したが故に、

 

硬く感じられる機種もある。(JDR581S-3Kなど)

 

近海ジギングでの流行ではないが傾向として

 

『しなやか』に曲がるロッドが好まれる様になり、

 

アングラーの負担を軽減するタックルを手にする方が増えている。

 

そうしたニーズに答えられる様に、

 

若干ではあるがアクションの変更を行った経緯がある。

 

ただ…店頭で曲げ比べした程では分り難いかもしれない。

 

ラインを通して実際にフィールドで操作すると実感出来る。

 

目に見えて分かる変更としてパーツの変更だ。

 

 

旧 ディープライダー(JDR631S-3)

 

 

新 ディープライダー(JDR631S-3K)

 

ガイドを一部チタンフレームに変更し、形状も『Kタイプ』に変更している。

 

ライトな機種はシングルフットを多用し、

 

パワーを求める機種には全てダブルフットのガイドを採用した。

 

チタンフレームにしたことで穂先側が軽量となり、持ち重り感の改善が出来ている。

 

 

 

 

ベイトタイプのリールシートは、

 

 

ドラッグフォースでも採用した『PLSシート』に変更した。

 

 

トリガーの位置が小指より後ろ側になり、

 

 

パーミングが楽になり違和感なく操作が可能となっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q2.なぜ『C・N・T』を使わなかったのか?

 

ディープライダーらしさを求めると、

 

素材の変更はロッドの味付けを変えてしまう恐れがあった。

 

カーボン素材は単純に弾性だけ語れる訳でなく、

 

繊維の太さや方向性、樹脂量など様々な要素が複雑に組み合わさって構成される。

 

C・N・Tを使うと現状より耐久性は上がるかもしれないが、

 

操作性などフィーリングが全く違ったロッドに仕上がってしまい、

 

結果として後継モデルはC・N・Tは使用しない事に決まった。

 

今後、技術力が向上すればC・N・Tの実装も可能性が出てくるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

Q3.ブラックリミテッドの再販は?

 

限定販売のため、今後同じモデルを再販する予定は残念ながら無い。

 

当時のハイエンドスペックを求めて作ったのがブラックリミテッドであり、

 

今後考えるのであれば現行モデルをチューンしたロッドだろう。

 

ただし、リミテッドモデルの予定は未定だ。

 

 

 

 

 

 

Q4.電動ジギングは可能か?
 

 

電動リールを使用したジギングに関して、全く問題なく使用が出来る。
 

 

リールシートを新型(PLS)に変更したことで、
 

 

大型のリールを装着しても持ちやすいデザインとなっている。

 

サイズはS社であれば800~1000番クラス。

 

D社なら200~300番クラスが使い易い範囲だろう。

 

 

 

 

 

Q5.ローレス系に向くか?

 

路線的にはローレス系なアクションに仕上がっている。

 

低反発のブランクを採用しスペック表記の最大ウェイトを使用することで、

 

ジグの動き出し(初速)を落としローレス系の使用が可能となる。

 

 

ただし専用ロッドでは無いのでアングラー次第で色々と試して頂きたい。

 

 

 

 

 

 

今後、質問等がありましたら追記致します。

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

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