なぜか私が釣行予定を立てると、その日だけ天候が崩れる事が多い。
今回も2週間前に船の乗船予約をとり、当日を楽しみに待っていた。
前日の夜、船長に電話すると微妙な返事が返ってくる。
風が強く、ウネリが大きいかもしれないと言う。
ただ船長の経験からだと、沖に出たら案外大丈夫…という事もあるらしい。
結果から言うと、案外良かった。
今回お世話になったのは、愛知県 蒲郡の隆盛丸さん。
伊良湖沖のジギングが目的だ。
毎年この時期(初冬)になると、大型の青物が狙えることが多い。
PE2~3号クラスのジギングタックルと、
昼間はタチウオを狙うとの事でライトタックルも用意した。
この日は今年TENRYUに入社したジギング初心者の二人も一緒だ。
新米二人にも釣らせたい気持ちと、ブリも釣りたい気持ちで出航する。
昼から風が強まる予報で最初にタチウオを狙い、
風裏の浅場で青物を狙って帰ろうというプランであった。
…が、船長が急に舵を切り浅場のポイントに船を向けた。
空には海鳥が騒ぎ、海上には他の遊漁船も集まってきている。
僚船からの連絡で、どうやら青物の反応があるらしい。
タックルを急いで青物用に切り替え、ジグを投入してみる。
水深は25m前後で、底の方に反応が出ているらしい。
期待の第一投目、底から5m程誘ったあとジグをフォールさせるとドンと来た。
プログレッシブが、気持ちよく曲がり込んでいる。
水深が浅いので、あっいう間に決着が着いた。
まずまずのワラサ。(写真は船長ブログより拝借)
ミヨシの同船者も大ワラサをキャッチし、
新米2人もハマチ(イナダ)をキャッチ出来た。
初めての青物に二人ともニッコリ。
時合いは短く、鳥が居なくなり魚探にも反応が無くなったのでポイント移動。
次はタチウオ狙いだ。
潮は緩やかになり、そろそろ満潮を迎え潮止まりも近い。
水深90m程のポイントで、底から20mまで反応が出ているとのこと。
まだ潮流が残っているため、少し重た目200gのジグを着けて誘ってみる。
活性は渋くネチッこく誘っていると、モゾモゾと当たってくる感じだ。
こういう時に ホライゾンLJ のティップが活きてくる。
グラス素材のティップなので、小さな当たりでも絡め取る事ができ、
フォール中の当たりも逃しにくい。
新米君達はコツを掴んだようで、ポツポツと数を伸ばしていく。
私の方が波に乗れず、追い付いていくのがやっと(笑)
指3~4本クラスのタチウオが遊んでくれた。
そろそろ潮が動き出す頃に、船長から青物狙いに行くとコール。
ポイントに近づくと海鳥が騒いでいた。
所々で鳥山が立っている。ナブラだ。
プログレッシブ HPG66B-M を手に取りジグを投入してみる。
ホライゾンSLに比べ、ティップの返りが早いのでジグをシャープに操作する事が得意だ。
着底から10m程は早巻きし、中層でジグを踊らせているとドンと来た。
青物かと思っていたら、まさかの真鯛。(写真は船長ブログより拝借)
その後、ロッドを ドラッグフォース に変え狙うとハマチが一匹だけ遊んでくれた。
時合いも終わり帰港となった。
10日くらい前にはブリのラッシュが有ったらしく、この時期のお祭りとなっている。
最初は出航が危ぶまれたが、案外釣りに向いた日であった。
新米二人にも良い経験になったと思う。
次こそはブリを釣りたいもんだ。
TackleDate
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青物狙い
Rod : JIGZAM Draggfoce JDF621S-3
Reel : #8000class
Line : PE 3号 & Leader 40lb
Lure : Jig 150~180g
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スロー系タックル
Rod : HORIZON Progressive HPG66B-M
Reel : #10class
Line : PE2号 & Leader 35lb
Lure : Jig 130~150g
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タチウオ狙い
Rod : HORIZON-LJ HLJ61B-FM
Reel : #300class
Line : PE 1.2 & Leader 25lb
Lure : 160~200g
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Angler : TENRYU-staff & Funaki
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