ドラッグフォース ドテラ専用スペック②

以前にドテラ専用の必要性について書かせて頂いた。
今回は使用方法についてお伝えしたい。
まだの方はコチラ → 『ドラッグフォース ドテラ専用スペック①』
JIG-ZAM DraggForce
JDF5101S-6 (発売中)
JDF5101S-8 (Now Testing)


ロッドだけの硬さをみると、
太いラインに重いジグといった
イメージを持たれる方が多いと思う。
だが、実際に使用するのは
一般的な近海タックルと大きな違いは無い。
船が流されることでジグとの距離ができ、
ラインやジグに掛かる抵抗も
距離が出るほど高まっていく。
あまり太いラインを使用すると、
水のキレが悪くなり
ジグの挙動が分かり難くなるって訳だ。
そこでオススメしているのは、
メーンラインはPE3号、太くてもPE4号程。
リーダーは40~50lb程が丁度良い。
ジグウェイトはスペック表記してある
Bestウェイトを参考にして頂くのがよい。
また、操作性重視のロッドとなっているので、
ロッド全体が硬いこともあり、
リールのドラッグをあまりキツク設定すると
バラシ易さに繋がってしまう恐れがある。
ドラッグMAX値の7~8割程度に設定して、
ファイト時にハンドドラッグで寄せる方法がベストと思える。
全てをMAX値に設定しても良いが、
バランスを考え道具を使い切ることで、
釣果は次第に上がっていくと思う。


さて、操作方法だ。
高速リトリーブとロングとショートジャークを織り交ぜた
コンビネーションジャークが基本となる。
ジグの着底を感じたら
出来る限りのスピードで早巻きを行う。
リーリングと一緒にショートジャークで誘いをし
最後にロングジャーク後のポーズでジグに浮遊感を与え
食わせの間を誘発させる。
この際にロングジャークは力まかせに操作するのではなく、
ロッドの復元力を充分に活かしてみると
思ったより疲労感は少なくなる。
復元力が少ないロッドは潮流や風が緩い時は良いが、
船が早く流れるときほど、
戻すだけの力を要してしまい疲れる原因だ。
それが100m以上ラインを出す様な状況になれば、
体に掛かる負荷は顕著に大きくなる。
開発に携わって頂いたH氏の助言によると、
腕だけで操作するのではなく、
腰の捻りを使い全身の太い筋肉を使えば
体への負担は分散され少なく出来ると言う。
確かに初めのうちは腕力だけで強引に扱っていたが、
体幹をベースに腰の捻りを入れてジャークをすると、
驚くほど楽に操作が出来るようになった。
ある程度の練習は必要となるが、
慣れてしまうと専用ロッドの必要性を感じられると思う。
ジギングの中でハードな部類に入るジャークだが、
ドテラ流し時での有効性は抜群だ。
釣れたではなく、釣った気分を存分に味わうなら
ぜひチャレンジして頂きたい。

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