ここのところ、渓でのベイトタックルが人気が
ジワリジワリと上昇してきました。
以前より楽しまれてきている方も多いでしょう。
ここで私なりのリール選びを、書いてみようと思います。
ちょっと長文です・・・。
正解でもあるし、間違いかもしれないので、
これらの点に関しては、1つの遊び方程度に
参考程度にして頂ければと思います。
以前に『3gが壁』という事を書きました。
これはキャストにおいて低弾道でルアーを
ピンポイントに送り届けられるか、という事になります。
3g以下が投げられない訳ではないのですが、
どうしても弾道がフライになりやすく実用的と思っていません。
(私のスキル不足ですね…)
リールの性能にも大きく左右されます。
バスフィッシングでは当たり前となりつつある、
ベイトフィネスタックルと同様に
スプールを軽量にすることが得策でしょう。
同じリールでスプールをノーマルのモノと、
軽量なモノと比べてみました。
正直なところ、気持ち良さは比較になりませんでした。
さすが専用と言ったところです。
更に投げやすさを追求していくと、
スプールに巻くラインも気にしたりもします。
普段は50mだけラインを巻く様にしています。
これはバックラッシュしても、
100mのラインなら残り半分を持ち歩いて、
現場で巻き直す事を考えての事ですが、
先日、知人との会話でスプールの重量を気にする方は多いけど、
ラインの重さも考えるべきと言われました。
確かにその通りで、
100m巻くのと50mとでは初速が変化します。
バックラッシュ怖さにしていた事だったのですが、
少なく巻くことで軽量になったことで、利にかなっていた様です。
ベイトタックルでの利点として、
キャスト後に巻きだし直ぐにクラッチが戻せるので、
ルアーの立ち上がりスピードを着水後すぐに可能になります。
スピニングリールなら、ベールを戻すタイムラグが発生します。
手でベールを戻す方法で短縮が可能ですが、慣れが必要です。
ベイトタイプだとハンドルを回すと同時に巻きだしが出来るのが、
ストリームでの釣りでは有効と思っています。
また、当たり前かもしれませんが、
ハンドルも キャストする手とは 逆に、
右手で投げるならレフトハンドル、
左手で投げるならライトハンドルをオススメします。
巻きだしの時間を縮めることに繋がります。
(ハンドルの位置は慣れでカバーもできます。)
ギア比も高いことに越したことはありません。
しかし、一概にハイギアが一番とは言えません。
ギア比が変化すると巻き取り量に変化が生じます。
以前にスピニングリールを新調した際に、
巻き取り量が変化した事で
リールに慣れるまで苦労した記憶があります。
理想はハンドル1回転が、
普段使われているスピニングリールと同じ位の
巻き取り量に合わせると良いです。
ベイトタックルでも巻き取り量を合わせることで、
スピニングと同じ感覚に近づけるのが良いと思います。
ハンドルの長さの変化も気になったりもします。
円運動の半径、すなわちハンドルノブまでの長さが、
ベイトタイプだと短い場合が多いのです。
ハンドルを回すピッチのズレだけでも、
何か違和感を感じることも有るわけです。
(極端な場合ですけどね…。)
出来る限り普段のスタイルに合う
リールを選ぶことが望ましいです。
『まとめ』 をすると、
・軽量なスプールを装着
・ラインの巻き量を少なくする
・ハンドルの向き、長さを合わせる
・ギア比と巻き取り量を合わせる
以上の事を意識しています。
決してベイトタックルは、道楽的な釣り方ではなく、
実践的な釣り道具として遊べると思いますよ。
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