島へ ①


ひと仕事を終え、
翌日はアルティメイト社の本拠地がある島へ向かうことに。
アルティメイト社の会社訪問と、釣りをする予定だ。
ウィーンからパリへ空路で移動し、
パリからオーレーまで列車にて移動する。
その後は、タクシーとフェリーを乗り継いで到着する。



かなり田舎の島だが、
風光明媚で釣りをする環境としては申し分ない。
会社訪問を済ませ、翌朝釣りに出かける。
ターゲットは、シーバスとポラック。
それとグルーパーだ。
ポラックとは、タラに似た魚のようだ。
 ↓ コレがポラック

フランスではポピュラーなターゲットとのことで、
今回はポラックのバイトが多かった。
ルアーはソフトベイトが基本で、
ジグヘッドリグが多用される。
ただ使うソフトベイトのサイズが大きい。

5インチが基本で、10インチも普通に使う。
日本ではハードベイトを使うことが多いので、
少し新鮮な気分だ。
タックルは、アルティメイト社のオリジナルをお借りした。
弊社で製造してアルティメイト社が販売しているロッドだ。

バスロッドでいう、MHクラスのスピニングロッドに、
PEライン1.5号、リーダーは14ポンド。
先程の大型ソフトベイトと大型ジグヘッドを組み合わせる。
ショアでも釣れる様だが、
今回はオフショアから狙うとのこと。
キャプテンは、アルティメイト社の代表でもある ヤニック氏だ。


水深は40m前後の何もない沖に案内された。
ドテラ流しでルアーを投入してみる。
底の付近を丁寧に引くと、ポラックがバイトしてくる。

この日は比較的天気は良好で、風が少しある程度。
初めは見様見真似で、ルアーを操作していたが、
何となくコツを掴めてきた。
どうやらベイトのサイズが小さいらしく、
小型のメタルジグに変えると面白いようにバイトしてくる。
希にシーバスがバイトしてくるのだが、
敢えなくバラしてしまった。

中層はサバの嵐。

この日の最後は、グルーパーを狙うことに。
リアス式海岸の様に、切り立った崖と
無数の岩場が点在するエリアへ船を進める。


バスロッドMクラスのパワーのスピニングロッドに、
5g程のジグヘッドとソフトベイトの組み合わせだ。
ラインはPEライン1.2号と20ポンドのリーダー。
こちらでは、フィネスタックルの部類に入るらしい。
ルアーを根の近くに投入すると、すぐにバイトしてきた。


40センチクラスが主体だが、
なかなかの好ファイターで最後まで抵抗してくる。
適度に楽しんだ後、ストップフィッシングとなった。
残念ながら、私はシーバスがキャッチ出来ていない。
翌日もチャレンジする事となっている。
しかし、午前中のみ3時間程度しか時間は取れない。
帰りの列車に間に合わなくなってしまうからだ。
翌日に期待して眠りについた。



つづく


 


 


 

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