島へ ②


この日は時間が無かった…。
疲れが少し残っているが、気持ちでカバー出来る。
前日は好天に恵まれたが、翌日は雨が降っている。
にわかに風も強く、波も高くなってきている様だ。
雨男の本領発揮といったところ。
時間に制約があるので、
シーバスのみにターゲットを絞り狙ってみることに。
タックルは、前日より更にフィネスタックルとなった。
MLクラスのロッドに、PEライン1号。
リーダーは10ポンド程度。
5gのジグヘッドに5インチ程度のソフトベイトを組み合わせる。
日本でも、荒れた天気の方がシーバスに良い。
それは、フランスでも同じことだった。
砂地にウィードが点在するエリアと、
ヒラスズキを狙う様な磯場を船で流してみる。

水深は沖でも、4~5m程度と浅い。深くても9mまでだった。
ヤニック氏によると、
ウィード間を移動しながら
小さな蟹や小魚を食べていると教えてくれた。
ウィードのエッジをかすめるようにルアーを通してみる。
小魚が逃げ惑う様にジャークで誘っみる。
反応は早かった。

念願のヨーロッパシーバスをキャッチ出来た。
低気圧の影響か、やや上ずっているように思える。
回収中のルアーに表層でバイトしてくるモノも居たが、
フッキングは出来なかった。





楽しい時間は一瞬で過ぎ、帰港の時間になった。
時間はギリギリか…。
夢中になっていたので仕方ない。
大急ぎで帰港した。
急いで仕度を済ませて、帰りのフェリーに飛び乗る。
港に着いたら次は駅まで急ぐ、乗るのはTGVだ。
最後は空路。バタバタと帰路についた。
最後に心残りがある…
昨年は、ラーメン屋へ行けた。
今回は…食べられなかった…。
ウィーンで探したのだが、
一軒だけあるのだが見つからなかった…。
非常に残念だ。
日本は梅雨真っ盛り、夏も目前だ。
オフショアが面白い時期でもあるし、
トラウトも渓流が盛期を迎える。
さて、次回はドコにいこうかな。


 



 

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