GC85M ( All-rounder Light Spec )
BRIGADE GRACE C・N・T
GC85M ( All-rounder Light Spec )
オールラウンダーの名を持つ
2機種のうちの1つとなります。
オカッパリからのエギングを
極端にシンプルにしていくと、
2.5~3.5号のエギと、
3.5~4.0号のエギを使うことが多いシーズンが見えてきます。
無理すれば1本のロッドで
全てのサイズの餌木を使えますが、
どこかスポイルされてしまう点が出てくるのです。
それはシャクリ易さであったり、
キャスト性能であったりと様々です。
そこで、ロッドの硬さを2つの機種に分け、
エギ2.5~3.5号に適したライトスペック、
エギ3.5~4.0号に適したパワースペックと位置付けました。
この GC85M は、ライトスペックにあたります。
秋季から冬にかけて出番が多くなるアイテム。
この番手が生まれるキッカケとなったのは、
前作の GC80M を使っていて、
もう少し長いと遠投が楽なのに…と考えたからです。
2.5号の小型のエギを繊細に操作出来ながら、
時には3.5号を遠投し、
高く跳ね上げるパワーも欲しかったのです。
細身のまま繊細さを残し、
バットには秘めたパワーを付けるには、
C・N・T素材 が非常に役立っています。
GC80M との違いをあげると、
ブランクを長くしたぶん、『しなり』が発生します。
人によっては柔らかく感じるかもしれません。
この『しなり』が有るからこそ、
ブランクを曲げて遠投を可能にするのです。
ガイドは、T-Freeガイド設定を取り入れ、
LGトップとKガイド、LDBガイドの3種を適材適所に配置。
このガイドシステムは、
富士工業が推奨するKRガイドコンセプトに、
弊社のT-Freeガイド設定の良いとこ取りをし、
アウトガイドとして極めて絡みが少ない設定となっています。
( 上 GC80M ・ 下 GC85M )
フロントグリップは、若干短くなりました。
軽量化の意味合いも強いですが、
ブランクの有効長を取りたかったのもあります。
そこでフロントグリップを、
サムアップでのホールド出来る長さとし、
ロッドの『しなり』を活かせる様にしました。
こうして、長さ・パーツを吟味し煮詰めた結果、
GC85Mは完成したのです。
EGI : MAX 3.5号 Line : MAX 1号
オールラウンダーの名のもとに①

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