POWERMASTER SandWalker (PMS1102S-M)
Lure : Best(40g) MAX(60g)
Line : MAX 25lb
発売時期:2022年7月末頃 予定
【飛距離追求モデル】
パワーマスター・サンドウォーカーに追加モデルが登場する。
既存の機種に比べて長尺に設定した飛距離優先のモデルだ。
長い海岸線を持つ国内のフィールドにおいて、
広大なサーフエリアを攻略するには遠投は不可欠だ。
同シリーズを発表して以来、ユーザーをはじめ遠投向けのモデルを
希望する方の声は多く、その声に応える形で実現した機種だ。
シリーズを通してフィールドテスターの久保田氏に監修を依頼し、
2シーズンに渡ってじっくりと煮詰めた機種となっている。
【想定フィールド】
広大なサーフエリアが主体で、遠浅で遠投が必要な条件で活躍してくれる。
大規模河川の河口域、波止場での遠投、ゴロタ浜、足場の低い磯場など、
ロングロッドが活きてくるフィールドは各地にあるはずだ。
既に公開している久保田氏による紹介動画でも話をしているが、
裏コンセプトとしてヒラスズキなど磯のエントリーモデルとしても、
充分なスペックに仕上げられている。
サーフの他に、磯もチャレンジしてみたいと考えている方には、
一挙両得と言えるモデルと言えるだろう。
【シリーズコンセプト】
サンドウォーカーの根幹にあるコンセプトは、
サーフを主体にフラットフィッシュ・シーバス・小~中型青物など
幅広いターゲットを狙える汎用性を持たせたシリーズとなっており、
地域によっては海鱒や根魚など幅広いターゲットに対応している。
ご使用頂いているユーザーの方なら感じて貰えているのが、
しなやかなフィーリングと曲げた時のネバリ強さといった、
天龍らしいと言われるブランク構成であることだ。
あえて言うなら最大飛距離は同シリーズ内では一番だが、
世の中のロッドを探せばもっと飛距離や感度が優れている物は有る。
フィールドテスターの久保田氏によると、
「飛距離や感度は他社に分があるかもしれないけど、
フックに触れてから真価を発揮する性能は譲れない物がある」
…と語っている。これが真実であり、ロッドの持つ性能の1つだ。
【タックルバランス】
リールやラインは、普段シーバスを狙う際に使うタックルでも扱え、
1ランク上のパワーにも対応する。
リール:D社(LT4000-LT5000番,S社4000-C5000番)
ライン:PE(1~2.0号) リーダー(20~30lb)
ルアー:ミノー、バイブレーション(20g~25g) メタルジグ(30~40g)
ジグヘッドリグ(20~40g)
【他モデルとの違い】
パワーマスター・サンドウォーカー(PMS1032S-MLM)
比較するとロッド全体に張りが出たために、
同シリーズの(103)と比べてパリっとした印象を受けるはずだ。
狙いたい距離と使用するルアーの幅で使い分けが可能で、
サンドバーが沖にある状況や、青物が沖でボイルしているシーンなど
遠投性能や少し重ためのルアーも使用したい時に11ftが活きてくる。
スワット(SW1163S-M)
シーバス向けのスワットの方がしなやかさが有り、
テンションの抜け易いサラシの中でヒットしたターゲットを
バラシ難くしてくれるのが特徴と言える。
強風で向かい風の中、切り裂くようにキャストする条件では、
今作(PMS1102S-M)の方が飛距離の面でアドバンテージを取れる。
バラシ難さ、キャスト性能、どちらを優先するかで選んで頂きたい。
パワーマスター(PM1022S-M)
ティップの硬さに違いがあり、ジャーク主体のジギングを考えるなら
パワーマスターの方がティップが強いため向いている。
PMS1102S-Mはティップは柔らかく波打ち際でのバラシ難いことと、
ベリーからバットの張りが強く飛距離を出し易いのが特徴だ。
【長期のテスト期間】
久保田氏とのディスカッションや、ユーザーとの声を集めて作ったのが
本モデルでもあり、様々な意見があるからこそテストに時間を掛けた。
実際には1年以上前にはアクション(調子)の方向性は決まったが、
耐久性など長時間使ってこそ見えてくる所も多々ある。
商売という面では不器用かもしれないけど、これが天龍のスタンスだ。
私達が求めたサーフロッドの面白さを味わって頂きたい。
Staff Funaki
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