スピードスティック追加モデル(TSS #4-2611B)

【TENRYU】SPEEDSTICK  TSS#4-2611B 

 

【伝統の4番】
スピードスティックの4番と聞いてピンっと来た方は、
ルアーフィッシング黎明期を知っている方だろう。
#4-156HOBB、#4-16HOBB といったスペックが過去に存在し、
4番パワーのモデルで釣りを楽しんだ方も多いはずだ。
当時のバスは平均的なサイズは小型の個体が多く、
1Lや1パワーといったライトモデルの方が人気ではあったが、
少し重ためのルアーやカバーゲームで少しパワーが欲しく、
そういった面で4番を選ばれていた。
まだ水草が生え揃わないライトカバーでの雷魚狙いにも、
使用されていたと展示会などで聞いた事も多々あった。
時は過ぎて現代のバスフィッシングシーンは大きく変わり、
バスの平均個体は大きくなり、大型ルアーも当たり前になった。
一昔(20年ぐらい)前は、ビックベイトともてはやされたルアーも、
今では普通のサイズとして認識されるほどだ。
今回の追加モデルは、伝統の4番パワーを引き継ぎながら、
現代的なルアーも楽しめる番手に仕上げてみた。

【スタイル別に楽しむ】


写真に写っているルアー達は、
4番で遊ぶためにタックルボックスに詰めた一例だ。
大型の羽モノ、ディープダイバー、バイブレーション、
S字系プラグ、ワイヤーベイト類、ビックスプーン等々、
現代的なルアーから往年の名作まで幅広いルアーに対応してくれる。
他のモデルと同じく超低弾性カーボンを主体に、
肉厚でビックテーパーで仕上げたアクションは
グラスに近いフィーリングを残しながら軽快さがあり、
40gまでのルアーを気持ちよく扱える様に仕上げている。
一般的な硬さで表現するなら、MH~Hの間くらいだろう。
私の場合、クラシックなリールと合わせる事が多いが、
バスボートに乗る際には最新のリールも使ったりしている。
使い手が変われば、フロッグゲームや高比重ソフトベイトであったり、
ソフトマテリアルのスイムベイトも守備範囲となる。


バスだけではなく、ナマズをターゲットにしても面白いし、
世界が変わればパイクやタイメンも視野に入れても良いだろう。
バスロッドではなくルアーロッドであり、
スピードスティックの面白さは無限大と思えている。
遊び方には正解は無く、自由に遊んで頂いて良いロッドなのだ。

Staff Funaki
 

 

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