Lure Wt. : Best 100g MAX 150g
Line : MAX 40lb
Drag MAX : 6kg
ルアーウェイトの対応で見ると、
比較的ライトな部類に入る機種ですが、
その懐の深さは使うと分って頂けると思います。
ロッドの謳い文句で、よく聞く言葉、
『ティップはソフトで、バットは強い』
そんな言葉は、このロッドの為にあったのではないか?
…と思えます。
100~130g程のスイミング系ジグとの相性が良く、
アンダーハンド・キャストからの横の誘いでは、
ショートピッチで繊細な操作が可能となります。
それは、ソフトなティップだからこそ出来るわけです。
繊細だからこそ、潮流の変化も分かりやすく、
ここ一番でのタイミングで誘いも掛けやすくなります。
通常のバーチカルにおいても、
ワンピッチのジャークも十分に対応します。
ファーストテーパーだけのロッドの場合、
荷重を掛けていくとフロント寄りのモーメントが発生し、
ターゲットとのファイトが辛くなります。
そこで、強い負荷を与えると
スムースにバットへ移行するアクションとしました。
簡単に説明すると、
ジグを操作している時はファーストテーパーに感じ、
ファイト時は、レギュラースローに入るアクションです。
負荷試験の動画を張っておきます。
参考にしてみて下さい。
尚、同じことをされて事故があった場合、
一切責任は取れませんので悪しからず。
バットガイド辺りまで、
充分に余力が残っているのがわかります。
ロッドを握っている本人としては、
そこまで辛い訳ではないのです。
…と言うのも、分かり難いのですが、
グリップ部も若干曲がることにより、
負荷を吸収・分散してしまっているのです。
しかし、これが普通のロッドでは不可能でした。
通常のロッドの場合、ここまでの強さを求めると、
もっと肉厚で重くなる場合があるのです。
それを払拭できたのも、『C・N・T素材』があったから
実現できたロッドだったと言えます。
自重を抑えつつ、強いロッドに仕上がったという事です。
ガイドにおいては、Kガイドを採用しました。
全てチタンフレームとなります。
アンダーハンドでキャストして
広範囲を探る事も想定にしているので、
ライントラブルを防止する役割でKガイドを選んでいます。
コスメの面では、ブラックを基調としました。
渋く男の道具といったイメージです。
ディープライダー・ブラックリミテッドとは違った、
雰囲気を纏わせました。
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