清流域から中流域に潜む本流ヤマメの中でも、
スーパーヤマメと呼ばれる個体を狙いたい為に作ったのが『RZ6102S-LML SuperYamame』だ。
地域によっては、戻りヤマメ・アマゴと呼ばれる銀毛した個体がターゲットとしている。
・渓流域と本流域ルアー対応
6~7cm(3〜5g)のミノープラグを中心に、5cmから8cm程度が適正範囲としてみた。
スプーンであれば5〜8(g)程度が丁度良い範囲だろう。
7cm以上のディープダイバーや、10g以上のスプーンにはRZ772S-MLを選んで欲しい。
本来であれば7cmのミノープラグで喰わせたい所なのだが、
渓流域で使うサイズミノーでなければ反応しない個体の攻略が可能だ。
ただし狙いは40cmクラスの鱒であるため、
ティップはL(ライト)・バットはML(ミディアムライト)クラスのパワーに設定し、
ライトラインでも対応出来るしなやかさと懐深いバットとなっている。
・2インチの延長
鱒のチェイスを確認出来ても、あと1歩が足りなくて喰わせられなかった方は沢山居たはずだ。
もう少し長くルアーを泳がせられれば、喰わせられたかもしれない。
そういった状況ではキャストの飛距離は飛んだほど有利となり、
効果を最大に活かすため前作では6'8”ftであったが、
今作は6'10”ftと2(inch)ブランクを延長した次第だ。
ちなみにリアグリップ長は変えず、前作と同じ23cmとしている。
ブランクを延長した事でロッドの〝しなり〟を活かせるようになり、
ブランクをしっかりと曲げることで軽量ルアーであっても
失速し難いキャストが出来る様になっている。
このアクションを活かすには、キャスト時にバットまで曲げ込む様に
意識してキャストをしてみると良いだろう。
旧レイズ RZ68LMLと、新レイズ RZ6102S-LMLのガイド径の違い
・ラインの選択
アングラーのスタイルによって、ラインの選択は様々だ。
今作はナイロンラインと、PEラインの両方を扱えるガイドのサイズと形状にしている。
基準として、ナイロンなら4〜5(lb)。PEラインだと0.4〜0.6(号)を選んで頂きたい。
使い分けとしては、ルアーの操作性とキャスト(飛距離)はPEラインに分が有るが、
ナーバスな魚ほどアタックが弱くフッキングも甘くなりバレ易いと思えた時は、
ナイロンラインを選んで頂く方がキャッチ率を上げる事が出来るだろう。
・狙いは銀毛した個体
難易度は渓流の個体に比べると相当高いが、攻略出来た時の達成感は半端じゃない。
清流域や中流域に潜む、銀色のアイツと一緒に写った投稿写真が届くのが楽しみだ。
Staff Funaki
Rayz series concept
・RZ4102S-UL Twitchin'(2019年11月13日掲載)
・RZ542S-L Jerkin'(2019年11月14日掲載)
・RZ632S-L Jerkin'(2019年11月14日掲載)
・RZ772S-ML Variable-Shooter
・RZ4102B-UL Twitchin'(2019年11月13日掲載)
・RZ542B-L Jerkin'(2019年11月14日掲載)
・RZ712B-MLM Variable-Hounder
・Newレイズは何が変わったのか?(2019年10月24日掲載)
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