SWAT SW972S-ML (Distance)

天龍フィールドスタッフの久保田です。

最近よく、NEW SWATはどの位の重さのルアーを投げられますか?とご質問を頂きます。

そこで今回は6月発売のNEW SWAT。その中でも僕がメインテストを行った、

SWAT SW972S-MLについて書いていきたいと思います。

 

(写真fimo提供)

まず…ロッドの表記としてはMAX40gとなっています。
 

しかしルアーをキャストするという動作は単純に、
 

何gまでと線を引けるものではありません。
 

キャストの為にロッドを振った時、ルアーの形状により空気抵抗が異なります。

分かり易く例えるなら、20gの発泡スチロールの玉。

ロッド表記では軽々投げられるハズですが、

いざロッドを振ってみると空気抵抗が大きすぎて

ツナロッドのようなゴツいロッドじゃなくては振り抜けません。

このように重さの表記だけではなかなか伝わらない事も多い訳です。

 

 

あ、だから質問してるんだよ!ってことですね(汗)

ということで…僕が普段キャストしているルアーを、

実名で挙げていくのでイメージが少しでも伝われば幸いです。

【Megabass X-80Jr. BEAT SW 6g】

 

 →無理やり曲げている感なく普通にキャストしています。

【Megabass KAGELOU100F 12g】

 

 →投げやすく飛距離も申し分ないです。

【Megabass KAGELOU124F 22g】

 

 →投げやすいです。旧SWAT、SANDWALKERと比べてNEW SWAT972S-MLの方が飛距離が出ます。

【Megabass KAGELOU155F 39g】

 

 →ビュン!と振り抜くのではなく少し背負いながら投げる感じです。

 

 ルアーローテの中でなら問題ないですが、

 

 この手のルアーを主力として使うシーンではSANDWALKERの方が投げやすく感じます。

【Megabass VATALION SW 43g】

 

 →振り抜きの速度は多少落ちますが普通にキャストしています(この重さは保証対象外です)

 

僕の普段使いのメガバスルアーばかり例に挙げてしまって申し訳ないですが、

少しでもイメージが掴めると良いかなと…。

キャストのスイング時に抵抗の少ないバイブレーションや、

鉄板系に関してはかなり快適にキャスト出来ますし、そのうえ魚がルアーに触れた瞬間からは、

SWAT特有の追従性が発揮されバイト時の弾きがかなり少ないロッドです。

これはNEW SWAT全般に言える事ですが、

大型シーバスがヒットしてからはしっかりとロッドを曲げてバッドにウェイトを乗せれば

『橋脚から引きはがす』『激流から引きずり出す』時にも全く問題ないかと思います。

キャスタビリティー、感度、追従性や粘り、パワー、どれをとっても前作を大きく上回った、

日々使用していて本当に自信を持って勧められる良いロッドになったと感じています。

ご参考になれば幸いです。

 

【関連動画】

 

 

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SWAT/フルモデルチェンジ(2020年1月28日記事)

 

 

 

 

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