梅雨入り直前になると水温も安定し、
ハクや稚アユの群れが河川内に入り込んで遡上を始める。
こうなるとリバーシーバス開幕である。
今年も河川によってバラつきはあるものの、
多くのベイトの遡上を確認する事が出来た。
しかしシーズンの走りはベイトサイズが小さく、
シーバスがルアーに反応しない事が多い。
その様な場合は雨による濁りや増水による流れの変化など、
自然の力を上手く利用するのがコツといえる。
幸いにも釣行前日に適度な雨が降った為、期待を込めて釣行する事にした。
いくつかの河川を下見しながら濁り具合やベイトの有無を確認し、
ポイントを選択。早速キャストを開始した。
今回チョイスしたロッドは SWAT SW842S-LML。
河川内で使用する中小型のプラグ全般に対応するソフトティップ、
そして大型のシーバスも寄せ切るバットパワーを兼ね備えたベストな一振りだ。
河川内は軽い笹濁りであり、ベイトも岸際でザワついている。
雰囲気アリアリ(笑)
小型のミノーをキャストし、ナチュラルトゥィッチで誘っていく。
すると流れのある流心部付近でヒット!
サイズは50㎝程度であるが良く跳ねて楽しませてくれる。
その後もルアーローテーションしながら同クラスを4本キャッチ。
そして少しずつ移動しながらメインのストラクチャー群に到着した。
静かにストラクチャーによって出来る、流れのタルみ部分にキャスト。
ラインスラッグをとって、軽くワンアクション入れたところで ガツン!
フッキングと同時に水面で大暴れ。
その後、下流側へ一気にラインを引き出していく。
これだけ派手に暴れてもロッドティップからベリーがしっかり追随し、
動きを吸収してくれる為バラす心配が無い。
大型のファイトを十分堪能してランディング。
キャッチしたのはスタイル抜群の81㎝であった。
撮影後は感謝しながら優しくリリース。
その後は河川を変えて60クラスを追加して納竿となった。
今回は雨の濁りやベイトの条件が噛み合った釣行であった。
TackleData
Rod : SWAT SW842S-LML
Reel : Vanquish C3000HG
Line : PE1号
Leader : Fuloro 20lb
Lure : SUGAR-MINNOW(70),RANGE-VIB,Banz(90)
Angler : FieldTester Kuranaga
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